平野 啓子(ナレーター・語り部)
そこで気づいたのが「自分はいつも文章を声に出して読んでいる」ということ。こうして彼女は趣味を見つけようとして、「語り」という生きがいと出会うことになったのです。
その後すぐ、キャスター・ナレーターとしての活動を開始。女性としてはやや低音ながら、ゆったりとやさしく、どこか色気のあるその声は評判を呼び、しっとりした美貌とあいまって人気を博します。『おはよう日本』のキャスターや、大河ドラマ『毛利元就』のナレーションなどでの活躍が印象に残っているため、NHKのアナウンサーと思われることが多いですが、いわゆる「局アナ」ではなく、フリーランスの契約アナウンサーでした。
現在はNHK時代のようなキャスターとしての活動よりも、自ら名乗る「語り部」としての活動が中心。音響・美術・照明などに工夫を凝らしたステージの上から語りかける言葉は観客を魅了し、舞台芸術としても高い評価を得ています。ライフワークとも言うべき「平野啓子語りの世界」は、平成9年度文化庁芸術祭大賞を受賞しました。
簡単そうに見えて、実は極めて難しく、奥の深い「語り」という道を選んだ彼女。その道を極めるべく、今もその落ち着いた声で聴衆の心に語りかけています。
<by Ko>
【関連リンク】
⇒ 静岡のこと話そう 平野啓子氏対談
⇒ 朗読CDシリーズ『心の本棚~美しい日本語」日本の詩歌』
⇒ 『平野啓子のクリスマス・キャロル』
⇒ 『声に出して読みたい日本語』 齋藤孝
⇒ 『ちびまる子ちゃんの音読暗誦教室』 齋藤孝/さくらももこ
09:11 on 2006/09/11 【07】静岡有名人列伝 | 固定リンク









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