焼津にいる日本で唯一の「パロディ木彫家」とは!?
静岡県焼津市に全国に名をはせた芸術家がいることをご存じでしょうか。
その芸術家は、本業の自転車屋を営む傍ら、知る人ぞ知る芸術作品を年間12作品を制作しています。
新聞社やテレビ局などから取材を受けたことも
。
芸術家の名前は岩崎祐司さん。
日本でただ一人のパロディ木彫家として、さまざまなメディアに登場しています。
今回は、そんな岩崎さんのギャラリー「くすくす」(焼津市石津)にお邪魔しました。
ギャラリーに入ってまず驚くのが作品の多さ。
全部で150点以上あるそうで、どれも個性的なオーラを発しています。
むーん。
そんな岩崎さん自慢の作品は、ギャラリーの目玉とも言える「リョーマの休日」。
左が「リョーマの休日」。説明するのも何ですが、「ローマの休日」のパロディ。
右は「命の洗濯」のパロディで「猪木の洗濯」。
制作に1ヶ月以上掛かったというシロモノで、最近の龍馬ブームに影響されてか、「貸して欲しい」という問い合わせも多く、これまでに数体制作しました。
ちなみに岩崎さんが昔作った仏像もギャラリー内に飾ってありました。
それにしてもほかの作品とのギャップが激しいですね・・・。本当に同じ作者?
すげー上手。
岩崎さんのパロディ木彫への探求はとどまることはなく、今なお新しい作品を製作中だそうです。パロディ木彫の数々を見た人は、誰しもが「ふふっ」と笑みがこぼれます。そんな笑顔こそ最大の賛辞だと岩崎さんは言います。
パロディ木彫家になった経緯もお聞きしました。
今から14年前、当時は仏像などの彫刻を彫っていた岩崎さんでしたが、だんだん物足りなさを感じてきました。
そんなある日、とあるひらめき(?)が頭を駆け巡り・・・
結果、第1号「そんなバナナ」が完成。
誰しも心の奥にしまっておくであろう言葉(おやじギャグ?)を、まさか彫刻にしてしまうとは・・・。なんという発想力!そして行動力なんでしょうか!
以後「パロディ木彫家」を名乗り、本業の自転車屋さんの隣に、アトリエを構え、作品を生み出しているそうです。
現在全国各地での個展や、テレビ等メディアでの紹介など幅広く活躍している岩崎さん。
小さな笑顔を運んでくれる、こちらのギャラリーに一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
■ギャラリーくすくす
焼津市石津港町32-29
054-624-7854
ホームページはコチラ。
(by 静岡星人)情報提供元:a・un
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