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2013年11月26日 (火)

龍の王様が住む滝

お前もデカなら足で稼げ

天竜市佐久間町に民話に残された滝「龍王渕」があります。

場所は浜松市天竜区佐久間。
新東名いなさJCTから行くと行きやすいです。

飯田線佐久間駅の近くから入る、県道290号線をずんずん登っていくと、踏切を超えた少し先に、このような駐車場が見えてきます。

1

周囲はうっそうと生い茂る樹木しか見えず、本当に滝があるのでしょうか・・・。

とりあえず勇気を持って階段を下りてみることに。

2

階段はかなりの急斜面。
少し足を踏み外せば、転がり落ちてしまいそう。
あたりに落ちていた木の枝を杖代わりにして、歩みを進めていきます。

3

下りきると、吊り橋を発見。

こちらの橋の名前は「龍王ごんげん橋」と言うそうです。
この下には河内川が流れています。

吊り橋の前には、石碑がありました。
河内川には「龍王ごんげん様」をはじめとする、多くの民話が残されているそうですね。

 

それではさっそく渡ってみましょう。
というか歩けるスペースが狭い!

4

落ちてしまいそうな細いネット上の橋。
このアルミ製のネットが、体の重みで下にへこむんです。

おまけに上下にぐらぐら揺れて、めちゃくちゃ怖い!
一歩一歩、慎重に進みます。

 

ふー。
なんとか渡りきり、滝に向かいます。

5

びっしりと苔が張り付いた川沿いの道。

一人通るとやっとな小道ですが、右側に透明度の高い美しい川を見ながら進めるので、開放的な気持ちになります。

上を見上げると、かなりの谷底へやってきたことを実感。
空が遙か遠くに感じます。

 

歩くこと約15分。
小道の突き当り右手、「龍王権現の滝」にようやくたどり着きました。

6

翡翠色の滝つぼが、宝石のように輝く美しさに感動を覚えます。

岩の間から注がれる水の流れは勢いよく、細めの縦ライン。

よく滝は人に例えられますが、こちらの滝の性格は情熱的かつ心がきれいな、スレンダー美男子といったところでしょうか。
古来、そんな滝の姿を「龍」に例えられたのでしょうか。

 

「龍王様」が住んでいるという民話が残されていました。

7

むかし、日照り続きで作物が全滅寸前という時、村人みんなで龍王渕にお祈りをしておった。
お祈り最後の日に、見事にかなえてくれたそうな。
それからは日照りが続いたときに「龍王ごんげん様」に雨乞いをすると、必ず雨の恵みがあったんだと。(以下略)/『佐久間昔ばなし』より

天竜・佐久間といえば、夏になると日本中で一番の最高気温になる場所として話題に上りますが、昔から悩みどころだったのですね。

「滝」を龍の神様に例えてお祈りするなんて、五穀豊穣を願ったお祭りや寺社が数多く残されている、いかにも日本らしい民話です。

せっかくなので、足を浸けてみました。

8

場所にもよりますが、深さはひざ下くらいなので、子どもでも大丈夫そう。

いっさい濁りはなく、もしかしたら飲めるんじゃないかしらと思ってしまうほど。
流水音は、まるでヒーリングミュージック。

滝を眺めながらぼんやり座っていると、心が洗われるようです。

 

さてさて。
行きも下りが大変でしたが、帰りは登りです。

9

ちょっとしたトレッキング感覚。
足を運ぶ際には、スニーカーとリュックがオススメです。

距離としてはそんなにあるわけではないのですが、斜面なので帰りは行きより時間がかかりますねー。
だいたい15~20分ぐらいでしょうか。
雨天は危険なので、見送った方がいいかもしれません。

 

車に乗って5分もたたないうちに、小雨がちらほら。
龍王様の仕業でしょうか・・・。
そんな思いにふけながら、森林浴と美しい滝に癒されて、心スッキリ帰路につきました。


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(by tadauchi)

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