TNC静岡ジモティーズ TNC

« 静岡で旬な色を見つけよう!(第1回) | トップページ | TNCラッキーナンバーズ!(第246回) »

2014年6月25日 (水)

「法隆寺展―聖徳太子と平和への祈り―」で太子の思いに触れる。

Sub_title_03

Rabico_3静岡市美術館で2014年6月14日(土)より開催されている「法隆寺展―聖徳太子と平和への祈り―」に行ってきたよ。

Photo_7

「法隆寺展」は読売新聞社が法隆寺とともに、2011年が聖徳太子の1390年御遠忌(ごおんき)に当たるのを機に、太子の「和」の精神を現代に受け継ぐため、「聖徳太子1400年の祈り」キャンペーンを、1400年御遠忌の2021年まで10年かけて行っており各地でイベントが予定されています。

そのひとつ「法隆寺展」では「聖徳太子信仰」と「平和への祈り」をテーマに聖徳太子ゆかりのさまざまな宝物を紹介しています。
国宝「観音菩薩立像(夢違観音〈ゆめちがいかんのん〉)」を中心に、白鳳のほほ笑みから平和へのメッセージを感じていただき、仏教を通して聖徳太子が目指した平和がどのようなかたちで伝えられ、全国的な太子信仰へと広がっていったかをたどります。


140614_bn_01_2


今回のテーマでもある「法隆寺」は奈良県にある聖徳宗の総本山。
古代寺院の姿を現在に伝える仏教施設であり、聖徳太子ゆかりの寺院です。
法隆寺は存在する木造の建築物としては、世界最古のもので世界遺産として指定されています。建造物以外にも、飛鳥・奈良時代の仏像、仏教工芸品など、多数の文化財を有しています。

今回の展覧会のみどころを、静岡市美術館広報担当の大庭さんに教えて頂きました。

(大庭さん)
「法隆寺展―聖徳太子と平和への祈り―」では、7世紀に創建された世界遺産法隆寺の名宝42件が静岡に集まり、国宝1件、重要文化財20件を含む全69件の仏教美術が勢ぞろいしています。
白鳳期(飛鳥時代後期)は正史には現れない、私年号ですがその美しい言葉の響きにぴったりの“白鳳仏の魅力”を存分に味わえる内容となっています。

Photo_8

第一章 夢違観音と白鳳のほほえみ


(大庭さん)
第一章では、白鳳期に、中国や朝鮮半島の影響を受けながらも、みずみずしく伸びやかな少年を思わせる風貌の仏像を一堂に展示しています。

Photo_12

(大庭さん)
お寺で見るのお像は、ほぼ正面からしか見る事ができないのですが、美術館では同じ目の高さで360度から見る事が出来ます。
また、日本各地にある同時代につくられた仏像を比べながら観賞できるのも美術館ならでは。見る角度によって、顔の表情も微妙な変化を楽しめるのが美術館の醍醐味です。

Photo_10

▲(1)「観音菩薩立像(夢違観音)」(国宝)
悪い夢(二度と経験したくないこと、思い出したくないことなど)を良い夢に変えてくださる観音様といわれています。

Rabico_2とっても優しい穏やかなお顔で心が癒されます。

140614_pic_04_2

▲(2)重要文化財 観音菩薩立像 兵庫・鶴林寺蔵 画像提供:奈良国立博物館(撮影 佐々木香輔)
通称「アイタタ観音」。盗人がこの観音像を盗みだし、溶かして一儲けをたくらんだが、なかなか溶けない。そこで、像を槌で叩いたところ、 「アイタタ・・・」といい気味悪がって盗賊は逃げてしまったという逸話のある像です。

Rabico_3腰をちょっとひねって立つ細身でしなやかな体躯。 微かに微笑む口元がなんとも魅力的です。

140614_pic_03_3

▲(3)重要文化財 釈迦如来倚像 東京・深大寺蔵 Image: TNM Image Archives
台座に座り前に両足を垂らす倚座(いざ)という珍しいお姿。清純な微笑を浮かべた明るい童顔は白鳳時代の仏像の代表作として名高く、見る人の気持ちをなごませてくれる不思議な魅力をもっています。

Rabico_4衣の流れるような衣文の美しさにも注目!

(大庭さん)
仏像の世界にも時代によってトレンドがあるんです。その時代の、人々の憧れや想いが映し出された仏像の変遷を追うことで、時代の移り変わりも分かるんですよ。

第二章 聖徳太子と太子信仰

(大庭さん)
第二章では大陸の進んだ文化・制度を取り入れ、天皇を中心とした国家体制と仏教を導入し、平和をもたらそうと努めた太子の人物像に迫ります。

Taisi_3

▲聖徳太子坐像(摂政像)奈良・法隆寺蔵
太子45才の姿。

Taishieden_2

▲聖徳太子絵伝 遠江法橋筆 大阪・四天王寺蔵

絵伝は、太子の生涯の出来事(軌跡)を描き人々に絵解きすることで、太子への尊敬の念を促し太子信仰の普及をはかったもの。

Taishieden2_2

Rabico_5絵の美しさや物語の内容だけでなく、昔の暮らしなどもよく分かっておもしろいよ。

Eden_2

Rabico_8絵伝は電子化されているので拡大して見る事も出来ます。


第三章 太子信仰の広がり-法隆寺と徳川家-

(大庭さん)法隆寺は江戸時代を通じて徳川家の庇護を受けた寺でもありました。 本章では法隆寺に家康が奉納した品々をご覧いただけます。

Ieyasu_2

茎(なかご)に「源家康」と彫られた剣や、大坂の陣の時に立ち寄った事が記されている「東照大権現様宿坊之覚」を展示。ほかにも、家康が拝見したとされる、聖徳太子が物部守屋を討伐した時に使用したと伝わる梓弓を納めていた、梓弓の箱も展示されています。


展覧会に行かなくても利用できるミュージアムショップでは、展覧会のカタログやグッズ、ポストカードなどがたくさん並んでいます。

Guzzu_2

A4フォルダやポストカードなど様々なアングルで撮影されたお仏様のグッズ。

Toto_2

いつでもどこでも「夢違観音」があなたと共に。白地に紺色で描かれた初夏の装いにピッタリのトートバッグ。

Nara_2

法隆寺と言えば奈良。ガイドブックや、県外からもたくさんの方が訪れるカフェ「くるみの木」のコーナーもありました。

ショップの商品を見ているだけでも、美術館関係者の方の目の付けどころやセンスの良さ、そして展覧会への強い思い入れを感じます。

Rabico_2最近、聖徳太子という人物はいなかったのではないかという説も、囁かれているけれど、太子の「肖像画」や「絵伝」など、貴重な所蔵品などを後世に生み出された宝物を見ていたら、らびこは聖徳太子はきっと存在したんだと思うな。

Img_exhibition_24th_2

会期:2014年6月14日(土)~7月27日(日)
開館時間:10:00~19:00(展示室入場は閉館30分前まで)
観覧料:一般1200(1000)円、大高生・70歳以上800(600)円、中学生以下無料
*( )内は当日に限り20名以上の団体料金
*障害者手帳等をお持ちの方及び必要な介助者は無料

tel.054-273-1515(代表)


より大きな地図で TNC静岡ジモティーズ を表示

■2013年3月以降の静岡ジモティーズの記事の取材場所が一覧で見られます■

(byあっきー)

※掲載内容は2014年6月17日取材の情報に基づいており、最新の情報とは異なる 場合があります。

※当社では、各店舗・施設・イベント等に関する個別のお問い合せにはお応え致しかねますのでご了承ください。


【03】お前もデカなら足で稼げ」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/102747/59831612

この記事へのトラックバック一覧です: 「法隆寺展―聖徳太子と平和への祈り―」で太子の思いに触れる。:

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

ブログポリシー(著作権等について)

カテゴリー

静岡ジモティーズ内検索

静岡おでかけクーポン

※前日のアクセス数ベスト10です。