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2019年8月21日 (水)

おおさわ縁側カフェで、人のやさしさと暮らしの営みに触れる

静岡県で今、話題のエリアにスポットをあて、ニューオープンの施設や旬の情報、素敵なお店を紹介する「話題のエリア特集」。
今回は、JR静岡駅から車で1時間ほどのところにある、オクシズ(=奥静岡)と呼ばれる地域にある大沢地区をご紹介します。

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23軒の家が集まる大沢地区は、霧がかる奥深い地域にあるため気温の寒暖差があり、引き締まった味で、香り高い山のお茶を生産できることから自園自製のお茶農家が多く集まる集落です。

毎月第2・4日曜に自宅の一部や縁側を開放し、お茶とおいしいお茶うけでおもてなしをする「おおさわ縁側カフェ」を開いています。
参加するのは、23軒中の15軒で、開催日には10軒程度が縁側カフェを催しています。

大沢の人々は、とてもあたたかくて親しみやすい人柄で、この土地の雰囲気と、暮らす人々とのふれあいの癒しを求めて、静岡市内からはもちろん、首都圏や関西圏からもたくさんの人が来ています。



大沢地区の入口から坂を上がった途中に案内看板があり、ここで当番の方から案内地図をもらいます。



内野さん、白鳥さんが多い地域なので、マップには屋号で記されています。
赤丸が、その日開催しているカフェ。いつもは10軒ほどオープンしていますが、この日は雨と諸事情が重なり、残念ながら5軒のみ。
村の空きスペースや沿道に車を停め、村の景色と雰囲気を楽しみながら散策しましょう。



縁側を開放しているお宅は、のぼりが掲げられています。
今回は、主催者の内野昌樹さんに案内をお願いし、3軒のお宅を訪問しました。


《内野昌樹さんの縁側カフェ》

「おおさわ縁側カフェ」は、2013年6月9日にスタートし、今では年間7000人ほどが訪れています。
開催のきっかけは、お茶市場における価格の下落。

「おおさわ縁側カフェ」の主催者である「おおさわ振興会」会長でもある内野昌樹さんは、「大沢のお茶は、味と香りに自信がある」と語ります。
自慢の大沢のお茶をもっと知ってもらおうと、模索していたところ、大間地区の「大間の縁側お茶カフェ」を知り、大沢地区での開催を企画しました。

「地域の理解を得るのはたいへんだったのでは?」との質問に、
「村全体が家族のようなもの。もともと野菜を分け合ったり、縁側でお茶を飲んだりするような関係。縁側カフェを開催する世帯は23軒中15軒だけれど、開催しない世帯も村に人が来ることを歓迎してくれたよ」と話します。



村にお客さんが訪れることは、大沢の人々もとても楽しみにしていて、お客さんと話すことで、おじいちゃんおばあちゃんも元気になり、村が活気づいてきているそう。
今では、全国ネットのテレビや新聞、雑誌などの多くのメディアで取り上げられ、さまざまな視察団も訪れるほど話題の地域となりました。



「おおさわ縁側カフェ」の看板おばあちゃんは、昌樹さんのお母さま。
笑顔に癒されます。





昌樹さんの家のこの日のお茶請けは、とうもろこし、芋がらの煮物、きゅうりの醤油漬け。
このきゅうりの醤油漬けは、この地域でよく見られる漬物で、畑でたくさんきゅうりが採れるので、ショウガとともに漬物にするそうです。



スタンプラリーも開催しており、それぞれの縁側カフェでシールやスタンプを8軒分集めて昌樹さんの家へ行くと、品評会に出す大沢地区のブレンド茶がもらえます♪


《内野了一さん・正子さんの縁側カフェ》



かわいい入口がお出迎え。
内野了一さん・正子さんの縁側カフェでは、6年ほど前から民泊も受け入れています。


この日は、わらび餅とシソジュース、水出しのお茶と、温かいお茶でした。
わらび餅は、正子さんの定番メニューです。
お茶そのものを楽しんでもらえるものを提供しているといいます。
時にはきゅうりやミョウガ、ナスの漬物だったり、夏はかき氷を提供することも。
冬は大沢地区で捕まえたイノシシ肉の炊き込みご飯を振る舞うこともあるそうですよ。



了一さんは、茶畑に、機会に、作る人に、飲んでくれる人に、みんなに「ありがとう」の気持ちを込めて作っているそう。
まじめに丁寧に作ったお茶は、丁寧で優しい気持ちが伝わってきます。



通常、お店で売られているお茶は、お茶屋さんがそれぞれの味や個性、色味を考え、ブレンドすることが多いですが、大沢地区で買えるのは単一農園のお茶。
それぞれの家でいただくお茶は、同じ大沢地区で作られたものですが、味が全く異なります。
お茶の味比べをし、気に入ったお茶があれば、生産者から直接お茶が買えるのも縁側カフェを訪れる魅力の一つです。


《白鳥克文さんの縁側カフェ》





白鳥克文さんのお宅は、縁側カフェの開催日は毎回オープンしています。
この日のメニューは、よもぎのほう葉餅、じゃがいものきんぴら、きゅうりの煮付け。
よもぎのほう葉餅は、柏餅のようなもので、この地域ではよく食べられている、こちらでの定番メニュー。
このほう葉餅を目当てにくるお客さんも多いそう。
じゃがいものきんぴらもきゅうりの煮付けも、お茶によく合う味。
お母さんからレシピを聞くのもお勧めです。





克文さんは、昨年から在来品種を使って紅茶を作り始め、今年から本格的に販売を開始し、縁側カフェでもふるまっています。
西洋の紅茶よりも、丸みがあって素朴な味がする紅茶でした。

■おおさわ縁側カフェ

【住所】静岡市葵区大沢(ナビにセットする場合は静岡市葵区大沢276で)
【電話番号】054-292-2656(内野昌樹)
【営業時間】毎月第2・4日曜 10:00〜15:00頃(11月〜3月は14:00頃まで)
【駐車場】空きスペースや沿道に駐車。他の車が通れる幅を空けて駐車してください
※お休み料300円(それぞれの家にお金を入れるところと、スタンプカードがあるので、セルフサービスで)

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[by riyohiyo 河田良子]
※掲載内容は 2019年7月時点での情報に基づいており、最新の情報とは異なる場合があります。
※当社では、各店舗・施設・イベント等に関する個別のお問い合わせにはお応え致しかねますのでご了承ください。

 

 

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