【プール】ふれあいプール玉穂(御殿場市)
Koです。前回に引き続き「ビバ! 遊び場!」ではシーズン真っ盛りのプールを取り上げます。今回は御殿場にある「ふれあいプール玉穂」をご紹介しましょう。
【正式名称】ふれあいプール玉穂⇒ 公式ページ
【区分】公共スポーツ施設(御殿場市)
【場所】静岡県御殿場市茱萸沢715-3
【アクセス】
東名御殿場インターから車で15分
JR御殿場線「御殿場駅」西口からバス「中央青年の家・印野本村行」乗車⇒「玉穂支所入口」下車 徒歩7分
【問い合わせ先】TEL 0550-80-1515
【開館時間】10:00~20:30
【休館日】毎週水曜日(祝日の場合は翌日が休館) 6/1~6/7 12/28~1/4
【駐車場】220台
【時間制限】昼の部・夜の部の入れ替え制
昼の部:10:00~16:00
夜の部:17:00~20:30
【利用料】
高校生以上:500円/回
3歳以上中学生まで:300円/回(3歳未満は入場できません)
70歳以上:300円/回
【ロッカー施錠】100円返却タイプ
【設備】
25m×7コース 水深0.8m~1.4m
子供プール
ウォータースライダー
ジャグジー・深さ3mの深水浴・打たせ湯など豊富な温浴施設
【水温】やや高(30~31度)
【付帯設備】
採暖室・サウナ・スチームハウスなど
シャワーは個室・シャンプーなどは禁止
体重計・血圧計あり ドライヤー・脱水機あり
別料金にてトレーニング室・会議室なども利用可能
【強制休憩】10分/1時間(X時50分から10分間)
【属性】ファミリー向き
※以上のデータは2005年8月現在です。変更になっている可能性もありますので、くわしくは公式ページをご覧下さい。
【コメント】
さすが新しいだけあって、「アクア系のあらゆる設備をつめこんだ」という感じの、欲張りな施設です。標榜しているだけでも25mプール・子供プール・遊び用プール・低温採暖室・サウナ・スチームハウス・歩行浴・冷水浴・ハーブジャグジー・打たせ湯・ウォータースライダー・ふれあいプール・スリーピング浴・ジャグジー・流水浴・深水浴・日光浴とまあ、これでもかと言わんばかりの豪華ラインナップですね。ちなみにここのウォータースライダーは、滑っていると途中で施設の外に出て、また室内に戻ってくる、という変り種です。
公共系プールの利用料は一般的には大人300円~400円。つまり「500円玉でお釣りが来る」のが相場なのですが、これだけの設備が揃っているのですから、500円でもお得感があります。時間制限も昼の部なら6時間、夜の部なら3時間半と非常にゆるいです。
マイナス面は、交通の便。マイカー以外の選択肢はほぼない、と言っても良いくらい不便なところにあります。駐車場は220台収容と広く、停められないことはまずありませんから、車で行きましょう。
入るとまず券売機があり、そこで入場券を購入。ここですぐ靴を脱ぐのですが、驚いたのがその靴を専用ロッカーにいれること。しかも100円返却タイプのコインロッカーです。私は50を超える温水プールを回っていますが、このパターンは珍しいです。靴をビニール袋に入れて、そのまま更衣室のロッカーにいれるパターンが一般的ですね。
夏休みの混む時期に行ったせいか、この日は多数の係員がロビーにも配置されていました。困っている人をすぐ助けられるように、ということなのでしょうが、係員のおばさんたちがやたらとこちらの動きを目で追いかけてくるのには閉口。子供の頃、駄菓子屋のおばちゃんに「万引きすんなや?」とじろじろ見られたことを思い出します。気配りというのは、もっとさりげなくやって欲しいものです。
券を自動改札そっくりの機械に通していよいよ入場。完全入れ替え制なので、この時点で券は回収されます。
ここでワンポイントアドバイス。靴専用ロッカーに引き続き、更衣室のロッカーも100円返却型のコインロッカーです。かならず100円玉を持って更衣室に入りましょう。でないと困ったことになります。よく見かけるのがこんなパターン。
お父さん「あ、しまった。ロッカー100円いるんだって。」
息子「おとうさん、100円持ってないの?」
お父さん「お財布お母さんが持ってんだよ。」
息子「……。」
お父さん「おいサトシ、ちょっとお母さんとこいって100円玉もらって来い。」
息子「やだ。」
お父さん「なんでだよ! ロッカー使えないと困るだろ!」
息子「やだ。女の更衣室なんか行かない。」
お父さん「お前まだ子供だから入ってもだいじょうぶだって!」
息子「やだ。絶対やだ。」
100円を持って入らなかった、という小さなミスから「奥さんに財布の紐を握られているのがバレバレ」「息子からの軽蔑のまなざし」「しなくてもいい親子のいさかい」と展開し、楽しいはずのプール遊びがのっけからつまづきます。こんなことにならないためにも、多少の小銭は持っておきましょう。男のたしなみです。
もうひとつ、アドバイス。ここも最近増えている「タオルを持って入場」型の施設です。ロッカー内に忘れてしまわないように。タオルはシャワー室前とプール入り口に置き場所があります。
25mプールは7コース。私が入ったときは1コース分が水中ウォーキングエリア、2コース分がフリーエリア、2コース分が中級者用水泳練習エリア、2コース分が上級者用遠泳エリアでした。ここの上級者エリアはめずらしい方式。2コース分をロープを張らない状態で開放し、その中を大きく右側通行します。あまり見かけない方式ですが、せまっ苦しくなくて、コースロープをくぐる手間もないのでなかなか◎。
水温は30度と表示されていましたが、混んでいたせいかもう少し高く感じました。やや高めの印象はあるものの、シリアススイマーが泳げないほどではありません。なお、ビート版・浮き輪などは無料で貸し出してくれます。逆にここはこういった道具の持込ができませんので、気をつけてください。
私は14時頃という変な時間に入ってしまったので、昼の部終了までに間がなく、ジャグジーなどの付帯設備はあまり回れませんでした。が、ざっと見て周っただけでも種類豊富でよくできており、一般的な設備の他に水中ウォーキングマシンや3mの深さがある深水浴など珍しいものもあるので、楽しめること請け合いです。これだけあれば、家族で入って一日中遊ぶことも可能でしょう。
というわけで、このプールも万能型・ファミリー向きと位置づけて、今回のレポートを終了させていただきます。
<by Ko>
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