※静岡県内の気になるものレポートです

Ｋｏです。今回は私が見つけた街の不思議についてお届けすることにします。

静岡から東に２駅のところに、「草薙」という駅があります。伝説の神剣にして三種の神器の一つ「草薙の剣」ゆかりの地です。ＪＲ草薙駅から出て左手に歩いていったところに、花屋があります。

花屋さんの横から見える看板です。

正面のメインの看板です。

ロゴにも花があしらわれていて、なかなかオシャレです。どこから見ても立派な花屋さんです。それでは、花を買いに行きましょう。

……おや？ 何かが……おかしい。

これは……靴屋です。どこから見ても立派な靴屋です。

婦人用サンダルが税込472円です。

駐車場です。まるで二つの店舗の共同駐車場のようです。

なんとここは花屋のふりをした靴屋でした。

さて、続いてはこの「花屋靴店」のすぐ近くにある立体看板にご案内しましょう。

大変立派な靴です。これは先ほどの「花屋靴店」から直線距離にして200mも離れていないところにあります。ライバル店舗です。花屋靴店、ピンチです。

全貌をとらえるため、ちょっとカメラを引いてみましょう。

こうしてみると、この「靴」がいかに巨大で、いかに上空高いところにあるかわかります。南幹線沿いのお店ですので、見たことのある方も多いでしょうね。それでは、この靴屋に近づいてみることにしましょう。

……おや？ 何かが……おかしい。

２Ｆは美容室です。

１Ｆは100円ショップです。

靴、関係ありません。なんと、ここは靴屋のふりをした100円ショップでした。

まとめてみましょう。草薙には、
・花屋のふりをした靴屋がある
・靴屋のふりをした100円ショップがある
ことになります。ということは……あと一つが揃えば完璧になります。

・100円ショップのふりをした花屋がある

グーチョキパー。ヘビカエルナメクジ。庄屋猟師狐。見事な三すくみです。草薙のミステリートライアングルを完成させるべく、Ｋｏは今日も100円ショップのふりをした花屋を探すのでした。

＜by Ko＞

[蛇足のネタバラシ]
お店の方にお話をうかがったところ、「花屋靴店」は昔焼津のほうにあった本家が植木屋を営んでいたため、「花屋」という屋号を持っていたのだそうです。そしてそれをそのまま店名にした、ということでした。

靴の立体看板は、「昔は靴屋だった」というのが種明かし。以前は「ペガサス靴店」というお店だったんですね。それが100円ショップに変ったわけですが、見ての通りこの立体看板はあまりに大きく、あまりに上空に設置してあるために、撤去に手間と費用がかかりすぎるので、そのままにしてあるらしいです。

⇒ 【お前もデカなら足で稼げ】目次