いやいや、なかなかよく出来ています。掛川市の龍尾神社のものと、比較してみましょう。

掛川ドラちゃん

富士ドラちゃん

ドラえもん像は、この右手を挙げているポーズが基本なんでしょうか。掛川ドラちゃんのほうが、やや目が離れ気味で面長。富士ドラちゃんは要所要所が彩色されていて、黒い縁取りつき。こちらのほうがアニメっぽい感じですね。

このドラちゃんがいるのは、冨知六所浅間神社。住所は富士市浅間本町5-1です。

さて、これだけであれば、掛川のドラえもん神社より「もっとすごい」というほどのものではありません。そう、これだけではないのです。この冨知六所浅間神社は、たしかにもっとすごいのです。なんと、ドラえもんだけでなく、ドラえもんファミリー全員の石像が揃っているのです。

それでは、順にご紹介していきましょう。

ジャ、ジャイアン？ うん、ジャイアンのはずです。くりくりパーマで、やけにかわいいです。むしろいじめられキャラっぽく見えます。

３Ｄ化がもっとも困難といわれるスネ夫にも、果敢に挑戦。金持ちのボンボンだけあって、なかなか立ち姿が決まっています。

縦に重なる三段リーゼント。立体化するとこんな構造なんでしょうか？ なんだかだんだん、オリジナルのスネ夫の顔を思い出せなくなってきました。

ドラミちゃん……ってこんなだっけ？ なんか、長くない？ あたまの後ろに、スコップついてない？ 半笑いしてない？ 松野明美みたいな顔になってない？

幼少期の北陽あぶちゃんとケント・デリカットです。ヤング篠沢教授という説もあります。

ドラえもん以外はなんともビミョーな完成度です。いったいどんな資料に基づいて製作されたのでしょうか。

ここの神社にはこんなものもいます。

……なに系の妖怪なんだお前は……。今さら「ぴぃ～かぁ～」とか鳴いても、断じて認めてやらんぞ。

中空を見つめるうつろな目が怖いです。目の前をちょうちょが横切ったら、ピシュッ！とばかりに舌がのびて一瞬のうちに捕獲しそうです。

お子さんを連れて行ったら喜ぶ、と断言はできませんが、ご近所のみなさま、ぜひ一度富士ドラえもん神社に足をお運び下さい。

なお、お子さんが大泣きされ、なんらかのトラウマを負ったとしても、当ブログでは一切の責任を負いかねますので、その点だけはご了承くださるようお願い申し上げます。

続編⇒ ⇒ ドラえもん寺

【関連リンク】
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⇒ 静岡市のキティちゃん寺（東光禅寺）
⇒ 富士市のドラえもん寺＋静岡市の兄妹像

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＜by Ｋｏ＞

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⇒ ドラえもん映画＆25周年記念公式サイト
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