三保「羽衣の松」
こんにちは。まち娘です。
天気がとても良かったので、静岡市清水区三保にある「三保の松原」へ行って来ました。
ここには、天女が舞い降りて羽衣をかけたといわれている、樹齢650年の『羽衣の松』という有名な松があります。
この天女の話は、「羽衣伝説」と呼ばれています。その伝説はこんなものです。
三保の松原の松に衣が掛けてあったのを見つけたある漁師が、その衣を家に持って帰ろうとしました。すると現れた天女が、それは私のものなので返して欲しいとお願いします。しかし、羽衣が惜しい漁師は応じませんでした。
天女は羽衣がないと天に帰れないので、なおもお願いをします。そこで漁師は衣を返す代わりに、天女に「天人舞」を見せてもらうという約束をしました。
天女は羽衣を受け取ると、見事な天人の舞を見せて、天に帰ってゆきました。
毎年10月にはこの場所で、「羽衣伝説」を元にした「三保羽衣薪能」という能が演じられます。狂言も演じられるそうで、来年は見に行ってみたいです。
「羽衣の松」の後ろには海が広がっていて、富士山・伊豆半島が見えます。ここは景色が良いため、新年には初日の出を見にたくさんの人が集まるそうです。今年の初日の出は、ここで見ようかな。
三保の松原の松は、とても大きな樹が多いので、この様に垂れ下がって地にどっしり腰をおろしたものがいくつかありました。座って休憩するのに丁度良いかんじ…。寝っころがって、読書したらとっても気持ちよさそうです。
ふと、天女に会えるような、そんな気がする場所でした。
(by まち娘)
【関連リンク】
⇒ 風景の博物館・三保の松原
⇒ 三保羽衣薪能
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