『sizo:ka』 静岡マガジン社
『sizo:ka ~静岡発、街と人のいいはなし~』 静岡マガジン社 雑誌
『sizo:ka』と書いて「しぞ~か」と読む雑誌を、御存じでしょうか。昨年より3ヶ月に一度発売されています。1月に発売された第4号を書店で見つけ、ひとコマ読むと……どこかなつかしくて、あたたかなぬくもりを感じる本との出会いでした。
『sizo:ka』は、その名の通り、静岡県の話題だけを扱っている雑誌。しかしガイドブックのように、お出かけスポットやお店を紹介する本とはチョット違います。静岡の「街」や「人」を取り上げた、身近に感じられるお話がたくさん載っています。
本全体を包む、ソフトなタッチの文章がとてもここちよく、心の奥深~くを捕まれてしまいます。きっと、静岡を心から愛する人が書いているんだろうな~ということを感じさせます。
この号で出てくるお話を、いくつか紹介しましょう。
冬になると、静岡市に出現する「山ばとスケートリンク」。とある小学校の校庭に、冬になると作られる自然のスケート場です。生徒達、おおはしゃぎですね。
昔、静岡市清水区にあったという「巴川可動橋」。今は廃線となった鉄道「清水港線」を通すもので、橋げたの中央部分が上下に動くという、当時日本に3つしかない珍しい橋だったそうです。中央部分が下がっている状態では列車が橋を通り、写真のように上がっている状態ではその下を舟がくぐり抜けたんですね。
清水エスパルスの長谷川健太監督も登場。いろいろなエピソードとともに、「人」としての監督に迫っています。
ビジュアル的なコーナーだけでなく、読み物が多いのもこの雑誌の特徴。読み応えのある、静岡にまつわる物語がたくさん。イラストもカワイく、なんだか静岡ってステキな所だな~と感じます。
この他にも
・岡部の玉露名人
・朝霧の牧場
・遠州のとらふぐ漁船
・芝川ホールアース自然学校
・「みかんとちゃぶ台」コーナー
などがあります。
この雑誌は、地元の事を知っているようで意外と知らない、そんな静岡人のための「静岡再発見の本」だと言えるのではないでしょうか。次号が待ち遠しいです。
『sizo:ka』は年4回、季節ごとに発刊の季刊誌。次号は4月20日の予定です。
(by まち娘)
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