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2007年4月 4日 (水)

常葉菊川、春の覇者に!

しぞーか日記

静岡県代表・常葉菊川、春の甲子園制覇!

ということで、はっきり言ってびっくりです。

全国の高校野球ファンの中で、そして静岡県民の中でも、この優勝を願った人はいても、冷静に予想できた人はほとんどいなかったのではないかと思います。鳴り物入りで甲子園へ乗り込んできた大阪桐蔭や仙台育英を破り、さほどの強力な「何か」を持っていたわけではない常葉菊川が日本一になるとは!

新聞やネット記事、テレビなどの情報を見ていると、どうやら常葉菊川の「何か」は、「積極性」と「冷静さ」にあったのかなあ、という気がします。

積極性の代表格は、繰り返し言われているバントをしない野球

もちろん、バントが消極性を表すものとはいえませんが、常に貪欲に攻めていく姿勢を示すことで、選手の中に必ず相手の守備を破る!という、気持ちが生まれていくのかもしれません。それが、土壇場での逆転を呼び込む「常葉菊川の粘り」となっていったのではないでしょうか。

また田中・戸狩の左腕2枚看板と捕手石岡のバッテリーによる、強気な投球。あの「怪物」と騒がれた大阪桐蔭・中田にも真っ向勝負を挑み、見事に抑えきっています。

ただし、ただの強気だけで日本一になれるわけもなく、そこには冷静な戦略があったはず。

バントをしてこないということは、どこからでも思い切りよくバットを振ってくるわけで、2アウトになろうが気の抜けない、嫌なプレッシャーを相手バッテリーにかけることになります。また、昨年夏の静岡商業が徹底的にバントの練習をしたのとは逆に、徹底的に「つなぐヒッティング」の練習に時間をかけられます。

また、バッテリーの強気の投球の底にあったのは、制球力。このコントロールを育てたのは、もはや有名になった佐野部長の指導による「ど真ん中投球」。

投球の基本はど真ん中ストライク。ど真ん中に投げられない投手が、左右上下に投げ分けられるわけもない。

ということで、徹底的に真ん中への直球を入れられる練習を行い、それができるようになってから、右へ左へ上へ下へという微調整をさせたそうです。

ヒッティング、投球、その他もろもろの理にかなった反復練習。

こうして地道に作り上げた「自分たちのスタイル」で勝利することは、自信につながります。そしてその自信は、数々の接戦であせることなく逆転で制してきた冷静さとなったのではないでしょうか。

秋の東海大会、春の甲子園を制した実力は本物です。夏の甲子園も、期待できるなこりゃ!

<by Ko>

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