【名所】富士山本宮浅間大社
【住所】静岡県富士宮市宮町1-1
【アクセス】JR身延線・富士宮駅から徒歩10~15分
【問合せ先】0544-27-2002
言わずと知れた富士山信仰の中心地。主祭神は「浅間大神(あさまのおおかみ)」、そして「木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)」。 もともとの祭神は浅間大神、つまり富士山の神霊そのものだったのですが、いつのころからか、木花之佐久夜毘売命と同一視されるようになったようです。
木花之佐久夜毘売命は美しい女神様。父神たる山の神様、大山津見命(おおやまつみのみこと)から富士山の守護を命じられたと言われます。
天皇家の祖先に当たる「ホオリ(山幸彦)」の母であり、このホオリを含む3人の子を火の中で生んだことから、「火の女神」としての側面も持つそうです。そんなわけで火山である富士山の守護神となっているのですね。一方、浅間大社の社伝では逆に「水の女神」とされ、噴火を鎮める神様としての役割も持っているそうです。うーん、神話は難しい。
境内は、思ったより広大ではありませんでしたが、たいへん美しいです。朱色に塗られた社殿が神々しい。不思議ですね、やはり「聖域」というやつなのでしょうか、神社や仏閣は不思議と心が落ち着きます。
こちらは境内にあった「南極の石」。
南極越冬隊が持ち帰り、奉納したものらしいです。
せっかくなので、おみくじをひいてみました。
オッケー! 大吉! これでもクジ運はいいほうなんです。
ときくれば枯木とみえしやまかげの さくらも花のさきにおいつつ
祭神「このはなのさくやひめ」を感じさせるような文句です。時待てば、どんどん良くなるよってところですね。
さて、この神社は私の眼には「美しい水の社」と映りました。境内を大変に澄んだ湧き水が流れているんですね。
富士山の雪解けの水がこんこんと玉のように湧き出る湧玉池。
水温は年中十三度、湧水量は一秒間に約3.6キロリットルだそうです。
川崎という工業を中心とした土地に生まれ住んだせいか、私はこういう自然の美しさに弱いんですよね。
また、泳ぐのが好き、温泉も好きで、どうやら水のある風景に強く惹かれるようです。以前に行った柿田川や、白糸の滝にも魅了されてしまいました。
いいなあ……この透明度。流れる水音。立ち上る清涼感。
水に癒される神社です。
境内には水を汲める場所もあります。
私も飲んでみましたが、まろやか。
舌にやさしくまるい味でした。こういうのを甘露、というのでしょうか。
いやー、思った以上にいいところでした。近くにはB級グルメの王者・富士宮やきそばを楽しめる「お宮横丁」もあります。お運びの際は、コシの強い名物やきそばをぜひ食べていってください。
<by Ko>
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