高桑 健(水泳選手)
高桑 健(たかくわ・けん) 水泳選手 1985年3月25日生
毎日、暑くて夏真っ盛りという感じですね! 北京オリンピックもいよいよ始まります。今回は水泳 200メートル個人メドレーに出場する高桑 健さんを紹介します。
日大三島高校出身で、裾野市生まれの現在23歳。自衛隊体育大学の所属です。
水泳でメダル候補として一番に出てくる名前は、北島康介選手や柴田亜衣選手ですが、高桑選手の出場する200m個人メドレーも、充分メダルが狙える種目です。
200m個人メドレーとは、バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、自由形(クロール)の順に50mずつ泳ぐ競技のこと。高桑選手が注目され始めたのは、2006年パンパシフィック選手権。200メートル個人メドレーで、1分59秒81の日本記録を樹立したときでした。
自衛隊に所属という、ちょっと変わった経歴の持ち主の高桑選手。自衛隊というと、お堅いイメージがあるのですが、なかなかユニークな人のようです。
趣味は「ファイナルファンタジー」のチョコボグッズ集めと、天然石集め。 オフの時やストレスがたまったときは「三国無双」、「戦国無双」をやって発散するんだとか。そして、最大の悩みは、ストレートパーマがかからないことなんだそう…。
高桑選手は高校時代には目立つ選手ではなく、1年の時のインターハイでは、「試合に出たくない」と泣きじゃくったこともあったらしいです。そんな彼を変えたのが、アテネオリンピックでの柴田亜衣選手の金メダル獲得でした。
柴田選手は高桑選手の大学の先輩。隣で泳いでいる「お姉さん」が、世界一のイベントで世界一の座に輝いた───それまでは、遠い存在だったオリンピックやメダルがぐっと近づいた瞬間です。
もしかしたら、僕にもできるかも。それまで「気が向いたときだけ気合いをいれる」という練習だったのが、柴田選手を見習って、チーム一の練習量をこなすようになりました。また、狙う種目も、自分の記録が世界に一番近い、200m個人メドレー一本にしぼります。
それからは、水泳に専念するために、自衛隊体育学校にも入り、常に水泳のために、勝つために、ひたすらがんばり続けたそうです。
ただ、ちょっとぼんやりしたところもあるようで、パスポートを忘れて海外合宿に参加できなかったこともあるとか。また、レースでは、コレクションしている大好きなキャラクター「チョコボ」のぬいぐるみを“応援役”としてスタンドに置いている、なんていうお茶目な面もあるそうです。
オリンピック出場を決めた試合では、実力が出し切れず3位という成績でしたが、本番では、厳しい練習の成果を発揮してくれることでしょう。スタンドで応援するチョコボにも注目です。
(by まち娘)
【関連リンク】
![]() |
静岡県内で行われるさまざまな催しについてのご案内。お祭り、フォーラム、展覧会、自然散策などなど。週末何をしようか考えるときにはまずココに! |
いつも応援してます、
チョコボって何ですか・・・
函南にありますかね笑
投稿: 風 | 2009年1月21日 (水) 20時58分
>風さん
むずかしい質問ですね~。
「チョコボ」は、現実の世界にはいませんが、函南にもいると思われます。
ちなみに、姿は「チョコボ」というだけあってチョコボールのキャラクターの「キョロちゃん」に若干似ています。(単純にヒヨコに似ているとも言います)
まわりくどく説明になりましたが「チョコボ」とは人気ゲーム「ファイナルファンタジー」に登場するキャラクターです。
「チョコボ」と検索してみれば、すぐに見つけることができると思いますよ。
投稿: ミスターT | 2009年2月 2日 (月) 11時06分