三浦選手は、１５歳、高校一年生の時、静岡学園高校を一年足らずで退学し、単身ブラジルに渡航、ＣＡジュベントスに留学します。

１８歳の時、サンパウロ州の選手権に日本人として初出場。ＳＢＳユースサッカーに、キンセ・デ・ジャウーというチームの一員として静岡に凱旋します。その時、現在ジュビロ磐田に所属の中山雅史選手や後に同じチームで活躍する武田修宏さんと対戦しています。

１９歳の時、ブラジル代表選手を多く輩出している名門クラブチームサントスＦＣとプロ契約を結びます。でも、一年間で出場できた試合はわずか２試合。マスコミから「サントスのウイングが日本人に務まるはずがない」と叩かれ戦力外。

その後、いくつかのクラブチームを転々とし、カズの代名詞ともいえるドリブルに磨きをかけていきます。

２３歳の時、戦力外を言い渡されたサンパウロに再移籍。もう一度サンパウロで戦いたいと思っていたカズは他にあったオファーを断り移籍したんだとか。

それからのカズは、４年前とは比べものにならないほど成長し、主力選手の一人として認知されていきます。この年の７月、Ｊリーグ発足が現実化するなか、日本でプレーすることを選び、当時のヴェルディー川崎に移籍しました。

それからの活躍はみなさんご存知でしょう。カズ選手がこの年齢まで現役を続けてこれたのは絶え間ない努力だと、誰かが言っていました。

自分の体力を維持するために、トレーナーについてのウエイトトレーニングはもちろんの事、食生活には本当に気を使っているそう。外食時、食べるのに迷った食事は食べていいかどうかを、トレーナーに随時確認するんだそう。お肉はささ身がメインなんだとか。それほどまでの努力が、選手生命が短命だと言われているサッカーで４１歳でも現役第一線を歩いていられる由縁なのかなと思いました。

カズ選手の現役最年長ゴールの知らせを、これからも楽しみにしています。

（ｂｙ　まち娘）

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