松木 一浩(農業者)
松木 一浩(まつき・かずひろ) 農業者
先月、静岡パルコの地下にオープンしたスーパー「しずてつストアMoldiy静岡パルコ店」。
そこで、完全無農薬にこだわった野菜が売られています。それを作っているのが、今回紹介する農業者の松木一浩さんです。
彼は、富士山の麓で、農薬や科学肥料を一切使わないこだわりの野菜を作っています。
松木さんは、1962年長崎市生まれ。ホテル学校を卒業した後、名古屋・東京・パリで料理人として働きました。東京では、恵比寿にあったフレンチレストランの最高峰「「タイユヴァン・ロブション」の総給仕長もつとめたというすごい経歴の持ち主なんです。
彼が、農業の道に進むことを決意したのは、40歳のとき。栃木の農業学校での研修生活を経て、2000年に、芝川町で完全無農薬にこだわった農業「ビオファームまつき」を始めました。
そして、2007年に松木さんの作った野菜を使ったお惣菜が食べられるお店「ビオデリ」がオープンします。ビオデリさんには、まち娘も以前行ったことがありますが、野菜ひとつひとつの味をとっても大切に考えて作られている気持ちが伝わったのを覚えています。
今では、旬の露地野菜を中心に穀類、ハーブ類も含めて、年間80品目以上の作物を生産しているそうです。
野菜は、皮の近くがより栄養価が豊富と聞きます。松木さんのお野菜は、皮付きのまま食べられる安心の野菜。「ビオファームまつき」さんのHPには野菜を皮ごといただけるレシピも掲載されているので、ぜひ、試してみたいなと思います。
(by まち娘)
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