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2011年1月22日 (土)

それって標準語?~標準語っぽい静岡の方言

ジモティック・コラム

静岡県の皆さん!
「静岡県って方言ないよねー」
「静岡県の言葉って標準語っぽいよねー」
と思っていませんか?
その考えで他県に出ると、あらぬ赤っ恥を被ることになります(体験談)


ということで、今回は静岡県の方言について考えてみました

冒頭に書いたように、静岡県民は「私たちの言葉は(ほぼ)標準語!」と思っている人が多いような気がします
そんな静岡県民の言葉がバリバリ方言だらけだと気づくのは、他県の人から指摘された時。
そしてだいたいの人がビックリするようです
・・・実際私がそうでしたから

18歳で静岡から上京した私。
当時の私は「都会人=標準語→自分は標準語が話せている=都会人!」という田舎根性丸出しの若輩者でした。標準語を話すことで、都会の喧噪に溶け込み、上手に都会人(←ここがポイント)としてやってけるんじゃないかなーって思っていたんですが、その数ヶ月後、その考えが甘いことに気づくことになりました
余談ですが、都会に憧れる静岡県民って結構いるような気がします。

気づいたきっかけは「なんでバカバカ言ってんの?」という友人の何気ない質問から。
「バカ」の使い方・意味は何となく理解していたようですが、そんなバカバカ言ってる言葉遣いの人は周囲にはいないと

いやー、ビックリしましたね。「え、みんな使ってないの?」と周囲に聞いてみると、使っているのは見事に私だけでした

都会人として自信が崩れ落ちる瞬間・・・ぶち当たった壁は一人暮らしよりまず言葉!
いやー「青ずみる」が通用しないとは思いませんでした

そんな静岡の方言なんですが、一言静岡の方言と言っても、静岡弁、遠州弁など県内でもさまざまな言葉がありますよね。

簡単に説明すると・・・

■静岡弁
言葉の抑制はほとんどなく、アクセントは標準語とほぼ一緒。しかしこの「ほぼ一緒」がクセモノで、静岡弁は日本の方言の中では最も共通語に近い方言のひとつと呼べるものの、微妙に違う言葉のアクセントによって他県民を惑わせることがあります。

■遠州弁
お隣の愛知県にある三河弁の影響を多段に受けています。
例えば「溶かした」が「溶かいた」と変わるように、サ行の言葉がイ音便になったりします。
三河弁は標準語に近く、三河弁に近い遠州弁も標準語に似た性質も持っていると言えるでしょう。

■伊豆弁
漁師町が多い関係で、浜言葉との類似性が高い言葉となっています。その性質は「威勢の良い」「荒っぽい」。伊豆の方言と言いつつ、沼津や御殿場でも話されています。

こんな感じです。
ちなみに静岡の方言すべてに共通するのが、静岡の方言は標準語に「近い」言葉であるということ。

普段標準語だと思って、何気なく使っている言葉は、実は方言かもしれませんね

(by 静岡星人)情報提供元:a・un

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