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2011年2月19日 (土)

ガンプラブームを考える

ジモティック・コラム

不朽のロボットアニメ・・・といえばガンダムでしょー。
「機動戦士ガンダム」から始まったガンダムシリーズは、現在「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」をネット配信しています。その知名度たるや、今や大人から子どもまで幅広く浸透しており、世代を超えたアニメであると断言してもいいでしょう。

そんなガンダムを知ったのは、ガンダムプラモデル、通称「ガンプラ」からという人も少なくないはず。実際、私もガンダムを初めて知ったのは、ガンプラからでした。

忘れもしない、タミヤカラーで真っ黄色に塗りたくったハンブラビ。
ハンブラビはブルーなのに、なぜ当時の私は黄色く塗りつぶしたんでしょうか。
メチャクチャ格好良く思えたんですけどねぇ。イエローハンブラビ。

そんな感じで人それぞれのガンプラエピソードがあるかと思いますが、今回はそんなガンプラの歴史を簡単に振り返ってみたいと思います。

1980年7月、「機動戦士ガンダム」の放映後に発売したガンプラは、最初はそんなに目立つ商品ではありませんでした。しかし、模型雑誌「ホビージャパン」等で取り上げられたことにより、小中学生の間でガンプラブームが勃発。1981年に創刊した「コミックボンボン」などの後押しより、ガンプラブームは社会現象にまで発展。ガンプラを買うために並んでいる人が将棋倒しになる事件まで起きたほどで、当時の人気の高さが伺えます。

144
「1/144ガンダム」(C)創通・サンライズ

1/144(約12cm)スケールで1個300円程度という、当時のおもちゃとしてはかなりの低価格なのも、ブームを巻き起こした理由の1つでしょう。子どもも手に入りやすい値段ですしね。

一方、ガンプラの製造・販売元である、皆さんご存じの株式会社バンダイは、日本のプラモデル史上最大のヒットを飛ばしたガンプラにより、模型業界のトップへと躍り出ました。バンダイの夜明けは、ガンダムにあったのかもしれませんね。

そんなわけで、ガンプラを求める声は一層高まるものの、供給が間に合わず、中小の小売店では慢性的な品切れ状態になってしまいました。この品切れがニュースで取り上げられると、希少価値が高まり、さらなる子どもの購買欲を刺激することになります。品薄だと、「どうしても手に入れたい!」って思うのが、子ども心ですよねぇ。

そんな熱狂的なガンプラブームも時代とともに沈静化。ガンプラはブームに流されない、ロングセラーのおもちゃとしてのホビー業界に君臨することになります。

ブーム後は後続のガンダムシリーズや映画などの展開に合わせ、数多くのガンプラが発売されました。そんな中、1990年代中頃よりMG、HGUCといった高級モデルのガンプラを発売。そのほか数々のシリーズを発表し、多くの世代に支持されているガンプラは、模型店、玩具店以外にも家電量販店など販売場所も増え、2010年には出荷数が国内外の累計で4億個を突破するまでになりました。

ガンプラはいつまでも子どもたち(+大きな子どもたち)の間で愛されているホビーになっているんですねぇ。
そんな思い出のガンプラ。
懐かしくなったんで、ドンキでガンプラを買ってきて作ってみました。
購入したのは、「1/144FGガンダムヴァーチェ~ガンダム00(ダブルオー)シリーズ~」。
ハンブラビは売ってませんでした・・・。

P1030854
仕事中に作りました。これもまた仕事!(C)創通・サンライズ・毎日放送

「最近のプラモデルは接着剤やパテを使わないんだなあ…」「できた!と思ったらパーツが逆だ!」とかなんとかで、40分かけて完成。久々に作りました。最近のガンプラは作りやすくなってんですねぇー。

(by 静岡星人)情報提供元:a・un

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