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2011年2月15日 (火)

来るべき東海地震の被害予想を聞いてみた

ジモティック・コラム

2010年1月に起きたハイチの地震、続く2月のチリ地震と、大地震が立て続けに起きたことを覚えていますでしょうか。静岡県民的には2009年8月に起きた静岡沖地震の記憶が強いのかもしれません。
ハイチ地震のマグニチュード7.1に比べ、チリ地震のマグニチュードは8.6。このチリ地震の数値って実は予想されている東海地震と同じ規模なんです。ということはいずれ静岡県にもチリ地震と同程度の地震が来るかもしれません・・・。
ひえー。

いつかは来ると言われている東海地震ですが、一体どんな地震が来るんでしょうか?

Map
東海地震の想定震源域。静岡県の約70%は震源域の上にあるみたい。

そんなワケで、今回は静岡県内で地震防災アドバイザーをしている小澤さんに、チリ地震と同じ地震が静岡県を襲った場合、どのような被害が想定されるのかを伺いました。

Photo
体験しながら地震について学べる静岡県地震防災センター。

――東海地震で最も危険とされることは何でしょうか?
危険なのは「家屋の倒壊」「津波」でしょうか。昭和56年以前の建物は、耐震基準を満たしていない家が多く、それだけ倒壊の危険性があります。

――津波はどうでしょうか?
安政東海地震(M8.4)の時は、駿河湾の奧で10mクラスの津波に襲われました。津波は2度3度と押し寄せてきますので、速やかに海から離れる必要があります

Photo_2
今まで静岡県を襲った津波の図。高さ7mって!?

――静岡ならではの被害はあるのでしょうか?
静岡のみならず日本ならではの被害として火事があります。日本は木造家屋が多く、その上家が密集しているため、火の手が回りやすいのです。

――家庭で行える地震対策とは?
ハイチやチリも家を失って途方に暮れる人が多く出ました。そうならないためにも、まず家を丈夫にし、家具等にしっかり地震対策をするのが大切です。

来るべき東海地震に備え、今のうち対策を立てておきましょう。

■静岡県地震防災センター
静岡市葵区駒形通5-9-1
054-251-7100
【開館時間】9:00-16:00(休館日:月曜・年末年始)
ホームページは→静岡県地震防災センター

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(by 静岡星人)情報提供元:a・un

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