徳川家康が愛した安倍川餅
江戸時代初期、徳川家康が安倍川の近くの茶店に立ち寄ったところ、店主が安倍川上流で採れる砂金に見立てたきな粉を、つきたてのお餅にまぶした「金粉餅(きんこもち)」を献上。すっかり金粉餅を気に入ってしまった家康は、安倍川にちなんで「安倍川餅」と名付けた、という話が1つ。ちなみに「暴れん坊将軍」でお馴染みの八代将軍・徳川吉宗も大好物だったとか。
もう1つは、東新田で人気のあった五郎右衛門餅が安倍川宿で評判があったため、次第に安倍川餅と呼ばれるようになったという話もあります。
なお、静岡県には安倍川餅を楽しめるお店もたくさんあります。有名なのは葵区弥勒にある「せきべや」さんでしょうか。
登呂遺跡のすぐ近くにある「もちの家」さんもオススメです。
囲炉裏が良い味を出しています。
餅米、きな粉等すべて厳選された素材を使っているもちの家さんの安倍川餅は、お餅のコシ、歯ごたえは相当なものでした。
まろやかなきな粉と甘さ控えめのあんこが美味しいです。
特にオススメしたいのはコチラ。
わさびに大根おろし!
大根おろしとわさびの上にお醤油をかけて食べる「からみ餅」。
非常にサッパリしており、なおかつつきたてのお餅がツルッツル口に吸い込まれていくその食感がたまりません!ちょっぴり大人の味なんです。
そんな「もちの家」さんの場所は↓。ホームページもあります→■登呂もちの家
徳川家康など有名人たちがおいしいと太鼓判を押した安倍川餅。
手軽に作れるおやつとして静岡県だけではなく、全国的に浸透して欲しいですね。
(by 静岡星人)情報提供元:a・un
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