静岡県の桜と歴史探訪(中部編)
前回の「静岡県の桜と歴史探訪(東部・伊豆編)」に続き、中部地域の桜が楽しめる歴史名所を紹介します。
●駿府公園
徳川家康公が晩年をすごした居城として有名な駿府城。現在は駿府城の中堀の内側の旧本丸・二の丸が整備した駿府公園として親しまれています。公園内はもとより、中堀の堤上にある桜も見事な景観を楽しませてくれます。静岡市民の桜の名所と言えばここですよねぇー。夜にはライトアップもするので、見応えがあります。
■住所/静岡市葵区駿府公園1-1 ■アクセス/(公共)JR静岡駅より徒歩約10分 (車)東名静岡ICより約15分 ■駐車場/なし ■お問い合わせ/静岡観光コンベンション協会054-251-5880
●静岡浅間神社
駿河国総社・静岡の総氏神と崇敬され、駿河の大社として広く信仰されている神社。極彩色を施した重要文化財の社殿が建ち並び。神池や賎機山公園を中心に染井吉野、山桜などの桜が彩りを添えます。4月1日から始まる「廿日会祭例大祭」と一緒に楽しむといいかもしれませんね。
■住所/静岡市葵区宮ヶ崎102-1 ■アクセス/(公共)JR静岡駅よりバス約10分「浅間神社」下車すぐ (車)東名静岡ICより約20分 ■駐車場/無料 ■お問い合わせ/054-245-1820
●慶寿寺
1345年、今川範代が開山したと伝えられている真言宗の名刹。初代の桜はおよそ350年前に枯れ、現在は2代目。本堂浦の高台にあるしだれ桜は、毎年普通の桜よりも一週間早く開花します。場所は国一バイパス野田ICをひたすら山の方面に向かうとあります。周りは山々に囲まれているのでドライブにいいかもしれませんね。
■住所/島田市大草767 ■アクセス/(公共)JR島田駅よりバス約10分「慶寿寺入り口」下車徒歩約5分 (車)東名吉田ICより約30分 ■駐車場/なし ■お問い合わせ/島田駅前観光案内所0547-37-1241
次回は西部編をお届けします。
(by 静岡星人)
皆さんこんにちわ。
初めて投稿させてもらいます、大塚と申します。
今回の企画を拝見して、是非私の住む藤枝市大洲という町について、紹介したくなりました。
この町は、昔、大洲村といっていて、今でも大洲小学校の通用門のところに大洲尋常小学校だったと思いますが、石に彫られた表札みたいのが建っています。
それと、面白いと思うのですがバス停の名前に、忠兵衛,弥左衛門,善左衛門が残っています。
更に町内会の名前では、バス停の名前の町内会はもちろんのこと、源助,五平という町内会も存在しています。
この名前の由来は、昔々の江戸時代だと思いますけど、大井川の中に大きな洲があって、その洲を開拓して村にした代表者の名前が忠兵衛さんだったり、源助さんだったりして、その人に敬意を表して付けられた地名だと聞いたことがあります。
私にはそれくらいしか分かりませんが、もっと歴史を調べれば面白いかなと思っています。
興味のある方は、是非お起こし下さい。JR藤枝駅南口より藤枝市自主運行バス(藤枝-善左衛門線)が出ています。金額はどこで降りても一回り大人200円です。
以上、よろしくお願いいたします。
投稿: 大塚 光清 | 2011年4月16日 (土) 08時15分
私も藤枝に住んでいるんですが、確かに「人の名前が地名?」って場所がありますね。それはこのような理由だったんですねー。へぇー。
情報提供ありがとうございました。
また教えてください!
投稿: 静岡星人 | 2011年4月19日 (火) 15時27分
静岡星人さんへ
初めての投稿に、早速のコメントありがとうございました。
なんか、うれしかったです。
また地元の情報でもうしわけありませんが、大洲とか旧大井川町辺りを歩いていると、舟形屋敷(大井川の洪水の被害を防ぐ垣根を利用した屋敷全体の形)や、馬頭観音のお地蔵さん(頭に馬の頭を乗せた観音様)をちょこちょこ見かけます。ちょっと癒されるかもしれません。
投稿: 光清 (フルネームはやめました) | 2011年4月20日 (水) 18時10分
舟形屋敷や馬の頭をしたお地蔵さんは知らなかったですねー。
静岡にはまだまだみんなの知らないおもしろスポットが点在しているんですねぇ。
投稿: 静岡星人 | 2011年4月23日 (土) 10時45分
昨日、タバコ(マイルドセブン エクストラライト)を買い求めてタバコ屋さんへ歩いて行く途中、
忠兵衛のお宮さんの近くで、な・なんと!初めて牛の顔を乗せたお地蔵さんを発見。
馬頭観音ならぬ、牛頭観音?
投稿: 光清 | 2011年5月 1日 (日) 01時07分
多摩在住で出身の藤枝を忘れかけている元サッカー小僧のmasmasです。偶然、サイトを見つけまして懐かしい地名とお名前を拝見し投稿させてもらいました。
私は五平出身です。実家は昔農家で舟形屋敷でした。大井川に向かって竹藪が生えていて洪水から守ってくれていたようです。この竹藪の中に先祖代々のお墓もありました。土地改良で田んぼ、用水路が区画整理されたときに昔の景色がなくなってしまいました。最近、新幹線の車窓から大洲を見ると今ではすっかり家が増え昔のように歴史を感じるところが減ってきていると思われます。散歩はゆっくり周りを見れれますので家の周りで新しい発見が出来たのでしょう。私の家のそばに桜ケ丘公園があり春は桜が満開になります。昔は明治天皇が兎狩りに訪れていたそうです。私もゆっくり家の周りを散策してみようと思います。
投稿: masmas | 2014年5月31日 (土) 22時02分