静岡県の緊急医療体制の現状
夜間、急に体調を崩して病院に行きたい時、どこに行っていいのかわからない・・・。
そんな不安ってありますよね。
いざとなった場合を考えて、夜間でも行ける病院はチェックしておきたいものです。
「医療ネットしずおか」は、今診てもらえる医療機関や、自分に合った医療機関を探すことができますので、一度見ておくことをオススメします。
今回は静岡県の緊急医療の現状を調べてみました。
現在の静岡県は、各地の救急医療センターや、「ドクターヘリ」と呼ばれるヘリによって現場まで医者が出向く体制など、救急医療体制は整っているんですが、「大きな病院のが早く治りそう」といったブランド志向の患者さんや、「昼間病院に行けないので夜に行く」といった通称「コンビニ受診」を行う患者さんが近々増えており、緊急医療の現場を忙しくしている要因の1つとなっているようです。
救急車の利用数も年々増加しており、利用数は10年前の約1.5倍!
原因としては、高齢化のほか、タクシー代わりに救急車を呼ぶといった不適切な利用ケースも増加しているらしいです。よくないですねー!
一方、子どもの急病に対して、何が何でも病院と考える親も増えており、結果すぐに受診する必要のない患者についても救急病院で受診してしまっているケースが増えており、それもまた緊急医療の現場を圧迫しつつあります。
静岡県では、医療を受ける側、施す側の不安・負担解消を目的とした「静岡こども救急電話相談」というサービスがあります。
こちらは受診するべきか、様子をみるべきか看護師や小児科医が電話でアドバイスをしてくれるサービスで、年中無休の18時~23時まで行っています。子どもを病院へ連れて行く前に一度連絡するのもいいかもしれませんね。
■静岡こども救急電話相談
局番なしの#8000 ※#8000が利用できない場合は054-247-9910
※18:00~23:00(年中無休)
病院の負担が増えるということは、今後私たちの生活に影響を及ぼしかねません。
何事も「すぐ病院!」と思う前に、まずは県内にある各種サービスを活用するのも賢い方法なんじゃないでしょうか。
(by 静岡星人)情報提供元:a・un
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