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2011年8月 9日 (火)

「源泉掛け流し」って何?

ジモティック・コラム

雑誌などで温泉施設の情報を読んでいると、「源泉掛け流し」という言葉がよく出てきます。

お宿のウリにもなっている、この「源泉掛け流し」って一体何なんでしょうか?

「源泉」とは、温泉の湧き出る場所や温泉が湧き出る状況、湧き出してきた温泉そのものを指します。
湧き出る温泉といっても、25℃近い低温のものから、90℃を超える高温のものまでさまざまで、その効能も疲労回復に効果があったり、冷え性に効果があったりとさまざま。

一方、「掛け流し」とは温泉の浴槽への給湯・排水方法の1つで、源泉から自然に湧出or機械的に汲み上げた温泉を浴槽に供給し、浴槽から溢れ出た湯を循環させず排出することを言います。掛け流しの浴槽には薬剤を加えていない場合が多く、その温泉の本来の泉質(色、臭い、感触等)を味わえたり、湯に湯の花(花の形(?)をした沈殿物)が多く浮遊しているなど、普通の温泉とは違った魅力があります。

そんな掛け流しの中で、加水、加温ともに行わないことを、特に「源泉掛け流し」と呼んでいます。源泉掛け流しは、温泉地全体の20%ぐらいしか日本にないようで、源泉掛け流しのある施設は、どこも人気施設になっています。静岡県内では、稲取にある石花海(せのうみ)、横田にある観音温泉などが有名ですかね。特に観音温泉の湯は強アルカリ単純泉で、飲料水、化粧水としても活用しています。

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観音温泉

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石花海

ちなみに温泉を飲むことを「飲泉」といい、胃腸や肝臓などの局所的に効能があるほか、入浴と同様に全身に効果があるものがあると言われています。

源泉かけ流しの一番の魅力は、やっぱり「不純」の一切ないお湯を楽しめること。
お湯本来の持つ効能とともに、自然の恵みでもある「源泉」も楽しみましょう。

■観音温泉


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■石花海


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(by 静岡星人)情報提供元:a・un

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