高木虎之介(レーシングドライバー)
小さい頃からクルマが好きで、親や周りの人たちもレーサーだったので、自然と自分もレーサーになるものだと思っていたからのようです。
周りの環境が、高木さんをレーサーとして育てていたんですね

そんな高木さんが初めて注目されたのは、カートデビュー後の1989年のことでしょうか。
その年に行われた全日本ナショナルカートA2クラスでシリーズ優勝を果たし、その翌年には全日本カート選手権A2クラスでも優勝。
当時の高木さんは、なんと15歳!
日本のレーシング界を引っ張る若手として、華々しいデビューを飾ったようです。
東海大学工業高校(現・東海大学付属翔洋高等学校)を卒業後は、本格的なレース活動に入ります。
そして1998年、全日本F3、F3000、フォーミュラ・ニッポンを経て、ついにF1デビュー!ただすべてのレースで予選は通過したものの、最高位は9位という結果に終わりました。「日本最速の男」と呼ばれた高木さんでも、世界の壁は高かった・・・。
その後はF1やフォーミュラ・ニッポン、SUPER GTなどで活躍。
現在は自身のレース活動を休止し、カートショップ及びカートチームのオーナー、後進の育成のほか、SUPER GTのチーム「セルモ」の監督としても活動しています。
今後は日本のレースシーンを支えるような、縁の下の力持ちとしての活躍を期待しています!
(by 静岡星人)
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