ディスカバリーパーク焼津で天体観測!
一昨年、日本の天文技術者がはやぶさ生還という金字塔を叩き上げ、また野口さん若田さん古川さんと続く宇宙ステーション滞在など、最近宇宙のニュースを良く聞く気がします。密かに宇宙ブームなんでしょうか。
天体観測と言えば、「ディスカバリーパーク焼津天文科学館」が焼津市にありますねー。
近年の宇宙ブームで賑わっていたり、新たなイベントなどやっているんでしょうか?
ちょっとお邪魔してきました。
焼津インターより約30分。
150号線沿いをずーっと大井川方面に向かうと看板があり、
そこからだいたい10分程度で到着。
こちら「ディスカバリーパーク焼津」は、
「天文科学館」「温水プール」と「自然公園」のエリアに分かれています。
自動ドアをくぐると中央にらせん階段があり、その奥に展示・体験室があります。
こちらの展示・体験室は、季節ごとに企画展を行っており、
身近な生物の展示や、楽しい科学の実験ショーなどさまざまな催しを行っています。
展示によっては子どもだけではなく、大人も一緒に楽しめるので、
カップルやファミリーには良いかも!?
2階から3階がプラネタリウムになっています。
ここディスカバリーパーク焼津には、ドーム径18mという、
全国で中規模級の傾斜型プラネタリウムが設置されています。
ちなみに最大は、名古屋市科学館のプラネタリウムで、
ドーム径35mだとか。一度は見てみたいものです。
こちらのプラネタリウムでは、子ども・小学生向けの「キッズタイム」と、今夜見える星空の投影や天文の話題を専門解説員さんの説明を聞きながら鑑賞する「プラネタリウム番組」、さらにコンピュータグラフィクスの圧倒的な映像を楽しむ「CGドームシアター」の3種類の番組が上映されています。
どれもオススメですが、その中でもCGドームシアターが一押し!
視野が全て映像に覆われ3D映画よりも不思議な体験が出来ますよー。
ということで現在上映しているCGドームシアター「銀河鉄道の夜」を見てみました。
正直「銀河鉄道の夜」というお話をあんまりよく分かっていなかったんですが、
映像で見ると「ああー、こんな話なんだなー」ってわかります。カンパネルラー。
それにしても、星空に彩られる銀河鉄道の世界が美しくて美しくて・・・。
なんでしょう。
人って綺麗なものを見るとボーッと無心になっちゃいますよね(笑)。
そんな感じです。
ちなみにこの「銀河鉄道の夜」は、全国のプラネタリウムで上映され、総観覧者数100万人を超える大ヒット作品だそうです。ディスカバリ-パークでは5月27日まで上映しています。
5Fには天文台(屋上展望スペース)があります。
毎日午後1時、2時、3時、4時の4回、天文台見学会(無料)があり、
晴れていれば昼間でも望遠鏡を使って星を見ることもできます。
また毎週、土曜日日曜日の夜7時から8時30分まで、
先着予約制50名定員で星空観望会があり、
望遠鏡で天体を見る事ができます。(参加費100円)
そして今年の5月に注目の天文現象があるそうです!
5月21日の朝、県内で金環日食が観測できるらしく、絶好の条件で観測できるとか。
金環日食は、日本国内では25年ぶり(前回は沖縄)で、
焼津市内では1173年以来という約800年ぶり。
中心線が島田市や藤枝市、焼津市を通るのは滅多に無い好条件で、
今回を逃すと次回観測できるのは18年後の北海道になるようです。
これは是非見なくちゃ!
金環日食に向けて、ディスカバリーパーク焼津では、
プラネタリウム番組「5月21日静岡から見る金環日食」を投影。
金環日食が起きる理由や、安全な観察方法をプラネタリウムで解説するほか、
5月21日当日のシミュレーションも行います。
金環日食の事前ガイドとして是非見ておきたいプログラムですね。
専用のメガネも売っていました。
そんなディスカバリーパーク焼津なんですが、
最近では男性1人で来館する人も増えているのだとか。
宇宙って言わば「ロマン」の塊ですから、
男性のほうがハマっちゃいそうな気もしないでもないですねー。
富士山や日本平、伊豆半島を一望できますよ!
■ディスカバリーパーク焼津 天文科学館
静岡県焼津市田尻2968-1
054-625-0800
(by 静岡星人)
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