志茂田 景樹(小説家・絵本作家・タレント)
珍しい名字だなーと思っていたら、案の定「志茂田景樹」という名前はペンネームで、本名は下田忠男(しもだただお)さんと言うそうです。
ちなみにペンネームの由来は、「茂る田んぼを志す」という気持ちと、父親の書斎で良く目にしていた本にあった江戸時代の国文学者、香川景樹から拝借したとか。
志茂田さんは、1940年、静岡県伊東市生まれ。
5歳の時に引っ越すまで、昔伊東市にあった宇佐美村で過ごしていたそうです。
志茂田さんの代表作と言えば、小説『黄色い牙』でしょう。
国鉄職員だった父が北海道に赴任した際に聞いた話をもとに書き上げた小説で、1980年に直木賞を受賞しました。
その後は「孔雀警視」シリーズや架空戦記小説を多数執筆し、幅広い人気を呼び、ドラマ化もされました。
一方、個性的なファッションセンスも注目され、山本寛斎さんのファッションショーでモデルを務めたほか、ファッションブランド「KIBA」を立ち上げるなど、ファッション分野でも脚光を浴びた人でもありました。
ちなみにテレビ出演時の衣装はすべて自前だったそうです。
あの衣装どこで売っているんだろうと思っていたんですが、自前なら売ってないですよねー。
近年は家庭における童話 絵本の読み聞かせを広げるため「よい子に読み聞かせ隊」を結成し、全国で活動を行っています。
一方、ツイッターにて人生相談も行っています。
志茂田さんは、人とは違った角度から問題を見つめて解決策を指摘してくれるため、「ハッ」とするような回答をくれることが多く、人柄を感じさせる優しい口調も相まって、相談者が絶えることがなく、今なおフォロワーが増え続けているそうです。
現在ではフォロワー数が22万件を超えるほどの人気ツイッターになっています。
自分も今度相談してみようかなー。
(by 静岡星人)
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