伊豆七不思議シリーズ/独鈷の湯(伊豆市・修善寺)
修善寺温泉のシンボル的存在といえば、修禅寺に桂橋、そしてそして「独鈷の湯」。
桂川の河原の中にある半露天風呂として、独鈷の湯を入れた風景は、修善寺を表す写真として、見たことのある方も多いのではないでしょうか。
伊豆最古・修善寺温泉の原点といわれる独鈷の湯。その名前の由来は、伊豆七不思議としても伝えられているんです。
昔々、今から千年以上前の西暦807年に、弘法大師が修善寺を訪れた際、冷たい桂川の水で、病気の父親の体を洗う少年を見てその孝行に心打たれ「川の水では冷たかろう」と
独鈷(どっこ・金銅製の仏具)で川の岩を砕き(!)霊泉を湧出させ(!!)病を治してあげた。というお話。
ちなみに、この独鈷。
実際に近くの修禅寺の裏山から出土しており、境内の宝物殿で公開されているそうです。
伝説にふさわしいストーリーですねぇ。
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早速、その伝説の湯に浸かりたい!
と独鈷の湯へ向かいます。
階段とスロープを降りていくと・・・。
現われました。
無色透明、無味無臭の単純温泉。
しかし!
現在は公衆浴場衛生法により、入浴不可・・・。
そして足湯もNGとのことで、「もう、伝説の湯には浸かれないのか・・・」と諦めかけたその時!何やら河原の上に、にぎわっている小屋らしきものが!
行ってみると、「河原の湯」という名前の開放的な足湯がありました。
桂川を望むように作られたベンチに座りながら足湯に浸かれるとあって、にぎわっています。
なんでもこの「河原の湯」。独鈷の湯と同じ源泉を引いているそうで、効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、運動マヒ、打ち身、くじき、冷え性、関節のこわばり。
ということで浸かれましたー♪伝説の湯。
桂川を眺めながら、じんわり温まる足湯。風情ある景色と、足から伝わるじんわり感にほっと心も癒やされます。
近くには竹林の小径も。
お散歩がてら、いかがですか。
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■独鈷の湯
伊豆市修善寺950-1
0558-85-2600(伊豆市観光協会修善寺支部)
24時間365日見学可能
※駐車場はありません。
(by スタジオムーン)
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