浜松市にある日本一の大黒様。何が日本一?
浜松市天竜区にある、光明山に建立された光明寺。
正式には、金光明山光明護国禅寺と言い、養老元年(717年)に、行基(ぎょうぎ)が摩利支天(まりしてん=仏教の守護神)の信託を受けて開創されたと言われています。
光明山は秋葉山、春埜山とともに北遠三霊山の一つとして知られ、歴代の皇室の祈願所とされていたんですが、昭和6年(1931年)の火災ですべて焼失し、現在の場所に再建されたそうです。
ここに摩利支天様の霊験を受けて作られた、金色に輝く大黒真天像が祀られていると聞いて昨年の秋に行ってきたのでした。
寺と言えば・・・石段(汗)。
でも、もみじや楓の紅葉を眺めながら・・・ゆっくり上れば気分爽快!秋晴れの空は青く、山の空気は澄み渡り、思わず深呼吸~しちゃいました。癒されます。
境内にたどりつくと、龍のお頭付きの水浄場が。
やはりお参りする前には、お清めが大事ですよね。しっかり手を洗って、いざ!
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大黒殿の扉をあけると、ドーンといらっしゃいました。
これぞ遠州福の神、開運出世光明大黒真天様。小槌を持ったにこやかなお顔が、ホントに金色に輝いています。
七福神の中でも、開運福寿、商売繁盛を授けてくださるそう。また、大黒様にお参りしてから財布を新調するといいんですって(笑・・・チャンス!)。
現在の大黒天様は仏師岡田天孝氏作で、昭和12年にお祀りされました。高さが一丈三尺五寸(約4m)あり、木造では日本一!胎内仏として、日蓮上人作の三面大黒天様が納められているそうです。そーいや焼津にも日本一の千手観音がありますね。
さらに紅葉を愛でながら、裏手の三満殿にいってみると・・・次の瞬間、目に飛び込んできたのは満開の桜!
美しい~でもなんで???と思ったら、その名を四季桜という、春と秋に花を咲かせる桜だそうで・・・感動・・・初めて見ました。紅葉と桜のコラボが不思議に見えますが素敵です。
三満殿には、光明寺の本尊三満虚空蔵大菩薩様が祀られています。知を満たし、福を満たし、威信を満たすご利益があるそうで、こちらも真剣に拝ませていただきました。
京都の智福山法輪寺、伊勢の勝峰山金剛証寺と共に、日本三虚空蔵菩薩として知られているそうです。
つい引いてしまいたくなる、かわいい大黒様おみくじも発見!
付いている赤い紐を引っ張ると、大黒様の中からおみくじが出るそうです。
お参りの時にどうぞー。
■金光明山光明護国禅寺
浜松市天竜区山東2873
053-925-3547
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(by 浜松こども情報)
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