三保の松原で地引き網&バルを体験!
8月3日、世界遺産の三保の松原で、『すごい地引き網!!』というイベント(主催:株式会社リトルワールド、株式会社アルトラ)が開催されました。
いやー、地引き網って前から気になっていたんですよ!
一体どんな魚が獲れるんでしょうか!
そんなワケで会場の静岡市清水区にある三保の松原に到着。
現在朝の4時45分。
前日の夜が大雨で天気が心配だったのですが、
当日は晴れていて一安心でした。
現地に着くと、漁業組合の人たちが船の周りに集まり準備をしていました。
これから地引き網を仕掛けに行くそうです。
いってらっしゃーい!
漁師さんが網を張っている間、
今年の3月まで東海大学で弁をふるっていた
岸本先生によるお話をお聞きしました。
ナンでも世界の魚の種類は28,000種類。
その中で日本では、
約4,200種類、駿河湾では約1,000種類の魚が生息しているそうです。
それでも未発見の魚は多いそうで、年々種類は増えているそう。
へぇ~。
また駿河湾で獲れる危険な魚についても説明がありました。
危険な魚が捕れたら恐いなあ・・・。
話を聞いているうちに、地引き網の準備が整ったようです。
それで参加者全員で網を引きます!
オーエス!オーエス!
うー、結構重い!
大人は真剣!
でも子どもたちは大はしゃぎ♪
最初は豪快に、網の終わりが見えてくると漁師さんが慎重に引き上げます。
さてどんな魚が獲れたかな?
じゃーん!
えい
ふぐ
たい
かさご
いなだ
などなど。
結構な種類が獲れました!
大漁大漁!
選別が終わると、教授さんが取れた魚の種類を一匹一匹説明し、
食べられる魚は部位の説明や簡単な調理方法を教えてくれました。
魚はこの後、抽選でプレゼントされました。
私は・・・残念ながらハズレ・・・。
ああ、鯛が欲しかった・・・。
8月3日は地引き網だけだったんですが、
8月11日は地引き網と一緒にバルも行われました。
ちなみにバルとは、スペインの喫茶店、立ち飲み居酒屋、食堂、社交場のこと。
地域活性化と飲食店の集客支援を目的に地域・街・グルメ・イベントをコンセプトに、
みんなで食べ歩いたり飲み歩いたりして飲食店を楽しむことです。
最近流行っているみたいで、結構いろんなところでバルが行われていますね。
11日の地引き網は、3日に比べ漁果が増えました。
特に鯖が多く獲れましたねー。
さて、バルの会場に移動です。
バルの会場は三保ハーバルキャンプ場という場所で、
到着すると、竈に4名の料理人さんが並び調理をしている真っただ中でした。
今回参加して頂いた料理人ですが、
静岡市出身で自身のお店以外に
JALのビジネスクラスの機内食のプロデュースにも携わる山田チカラさん。
ミシュランの星を5年連続取ったお店の料理長を務めた石塚規さん。
芸能人もお忍びで訪れるお店で腕をふるう加藤敦子さん。
日本では珍しい南イタリアの料理を豪快に振る舞う濱崎泰輔さんの4名。
なんとも贅沢です。
しばらくして料理が運ばれてきました!
和食、スペイン料理、イタリアンに加え、
前菜、汁物・スープ、メイン、ご飯・パスタ、デザートなど盛りだくさん。
また、地引き網で獲れた魚を料理人さんが料理を作るサプライズもありました。
うーん、どれを食べようか迷ってしまいますねー!
とりあえずデザートは頂いた!
そのほかJAしみずさんのブースではお茶、
伊豆河童さんによるところてんが提供されていました。
付き棒でうにょーとところてんを出す様は、
子どもに大人気でした。
さてさて今回のイベントは、
子どもを中心に日本人が魚離れをしているという声が多い事を受け、
全国有数の魚処「清水の街」から
一石投じる活動ができないかという意思を持った仲間が集まりました。
「地引き網」で改めて魚や自然とふれあう機会を作り、
「バル」で獲れた魚などを用いて一流の料理人に腕をふるってもらい、
食べてもらう機会を作りたいとの想いから開催。
「すごい漁をして、すごい料理人を呼んで、すごく旨い魚を食べ、すごい体験を提供したい」がコンセプトの地引き網+バル。
今後もさまざまなイベントを開催するそうです。
これは目が離せませんね!
最後に今回ボランティアで参加してくれた
川口調理師専門学校の教員ならびに生徒(+料理人)の方々です。
私たちも負けずに地元の面白いことを紹介していきますよー!
今回のイベントの詳しい情報はコチラに掲載されています。
気になる人はチェックしてみてくださいね!
(by 静岡星人)
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