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2013年10月 2日 (水)

3年に1回のビッグイベント、「島田大祭」が開催!

ジモティック・コラム

今月の12日(土)から14日(月・祝)の3日間、
島田駅周辺では3年に一度の大祭「島田大祭」が行われます。

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寅・巳・申・亥の年に行われる島田大祭は、
大井川鎮護や安産の神として信仰されている、大井神社のお祭り。

また、島田大祭は「帯まつり」とも呼ばれ、
日本を代表するユニークなお祭りとして、
「日本三奇祭」の1つとして数えられています。

ちなみにあとの2つは
「火祭(富士宮市/富士浅間神社)」
「裸祭(愛知県稲沢市/国府宮)」です。

ただ日本三奇祭には諸説があり、

■御柱祭 (長野県諏訪市/諏訪大社)
■なまはげ (秋田県男鹿市(おがし))
■会陽(えよう)(裸祭り) (岡山県岡山市/西大寺)
■黒石寺蘇民祭 (岩手県奥州市/黒石寺)
■吉良川の御田祭 (高知県室戸市/御田八幡宮)
■鍋冠祭 (滋賀県米原市/筑摩神社)
■裸押合大祭 (新潟県南魚沼市/普光寺毘沙門堂)
■悪態まつり (茨城県笠間市/愛宕神社)

などが入れ替わったり、含まれたりすることも。

 

そんな帯まつりですが、元禄8年に始まって以来、今年で107回目!
それにしてもどうやってお祭りが誕生したんでしょうか?

その昔島田に嫁入りをすると、大井神社に参拝の後、
新婦が嫁入りの丸帯を持って町中全戸に挨拶回りをする風習があったそうです。

ただ、丸帯を持って、町中全戸に挨拶回りをするのは大変なこと。
そこで花嫁が女の命である「帯」を大奴(警護の人)が木太刀に飾り、
安産祈願とあわせて、人々への披露を行うことになりました。

やがてその帯を見に観光客や商人が集まるようになり、
帯はますます最先端の豪華なものになっていきました。

そして時代を重ねるうちに、お祭りへと変化していったようです。

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25人の大奴が2本の帯を下げながら、傘を片手に街中を練り歩く様子は、
さながら帯のファッションショーとも言えそうです。
当時でもそういうお祭りだったんではないでしょうか。

島田大祭では、
■大名行列
■大奴(おおやっこ)
■大鳥毛(おおとりげ)
■神輿渡御(みこしとぎょ)
■長唄屋台踊
■お殿様
■島田鹿島踊
■本陣入り
などなど歴史あるさまざまな催しが行われます。

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裏面のアップはコチラ

特に大名行列の花形でもある「大奴」は是非見ておきたいトコロです。

会場はJR島田駅北口すぐ。
車で行く場合には、大井川緑地公園にある無料駐車場から
JR島田駅南口までシャトルバスを運行するので、
そちらを利用するのがいいかもしれません。

また、10月16日(水)より
「第107回 島田大祭 帯祭り フォトコンテスト」の作品も募集するようです。

 

東海道の宿場町として栄えた島田の街に
300年以上も華を添え続けた島田大祭。
当日の様子は、後日静岡ジモティーズでご紹介します。
お楽しみに!

■お問合せ
島田大祭保存振興会 0547-35-3002
島田市観光協会   0547-37-1241

■島田大祭関連サイト
□島田市ホームページ「
島田大祭
島田市観光協会
大井神社

(by 静岡星人)

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