浜松にマレーシア料理店がオープン!
スパイシーな東南アジア系の多国籍料理。
行きたいグルメの中で、すっかりおなじみになりました。
そんな中、浜松初「マレーシア料理」のお店が8月にオープン。
タイやインドネシア料理などは身近に感じられますが、「マレーシア料理」とは?
想像がつくような、つかないような・・・。
お店の名前は「韻彩(いんさい)」さん。
店名は「訪れた人が料理の彩りや味わいの余韻を感じて、再び通いたくなるようなお店にしたい」と名付けられたそうです。
外観、内観もふんだんに使われた、木の温もりがとっても素敵なお店です。
壁際にあるたくさんのグリーンに癒されます。
昼の取材になってしまいましたが、営業は18時~。
まぁるい照明は麻糸を使っており、夜になると糸と糸の間からこぼれる光の陰影がとっても幻想的な空間を作り出します。
こちらのお店は、来日して20年のマレーシア・マラッカ出身のユンチャイさんが、母国の家庭料理をふるまいたいとオープン。
「マレーシア料理」の特徴について聞いてみました。
まず覚えておきたいのは、マレーシアは多民族の国。
マレー系が一番多いのですが、中国系とインド系の民族もシェアを占めています。
人が違えば食べ物の文化も違う。
■マレーシア→タイ料理に近く、辛さもなかなかスパイシー
■中国→漢方をふんだんに使った料理や炒め物
■インド→スパイスを効かせたカレー風味
といったふうにそれぞれの国の特色が料理に反映されています。
マレーシアの料理は、違う民族同士の結婚など、育まれる歴史の中でそれぞれの民族が共存できるよう、三位一体の料理が多いのが特徴だそうです。
こちらはマレーシアへ向かう飛行機の機内食でもある「ナシレマッ」1,000円。
ついつい語尾に力が入ってしまう料理名ですね。
マレーシアの家庭料理で、パンダンリーフで香りづけしたタイ米を、手羽先やサンバー(甘味噌)、アンピチョ(煮干しを揚げもの)などと一緒に味わいます。
こちらはまさに“インド×マレーシア”といった感じの「ラクサー(カレー麺)」1,000円。
鶏ガラを半日かけてじっくり煮込んだダシに、カレースパイスやココナッツミルクをプラスし、卵麺でいただく汁もの料理です。
日本のイメージが強かったのですが、トッピングの油揚げはマレーシアでもおなじみなのだそう。
へ~。
ホロホロになるまで煮込んだスペアリブがとろける「バクテー(漢方煮込み)」は、独特な漢方の香りがふわり。
こちらは“マレーシア×中国”で、日本人にも食べやすいよう醤油ベースの味付けです。
トッピングは油揚げに、水菜(季節により異なる)で彩りよく仕上げています。
他にもトムヤムクンや生春巻き、錦爽とりを使った蒸しとりなど、一品ごとに手間をかけたお料理がずらり。
こちらで使用される漢方やスパイスなど、一部の食材は本国マレーシアへ買い付けに行っている本格派で、日本の味覚に合うよう、調合してもらって持ち帰るのだそうです。
また、辛い料理は調整できますので、苦手な方は気軽に声をかけてみて下さい。
一方、夜だけの営業という事で、焼酎や梅酒なども各種取り揃え。
お酒のチョイスやホール担当はご主人、お料理は奥様と上手に分担しています。
今のところ夜だけですが、いずれはランチ営業もしたいと考えているそうです。
スパイスや漢方など、体に良さそうなマレーシア料理は、話題になりそうな予感。
ナチュラルな空間で、女子会にもぴったりですね!
■アジアンダイニングキッチン韻彩
浜松市中区東伊場1-18-13
053-571-1768
【営業時間】18:00~23:00 (L.O.22:30) ※金土18:00~24:00 (L.O.23:30)
【定休日】水曜日
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(by tadauchi)
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