レトロな気分に浸れるカフェがオープン!
掛川市の秘境にシブイ雑貨&カフェがあると聞きつけ、さっそくチェック!
絶対、道に迷うなんて言われ、ドキドキしながら向かってみました。
掛川バイパスの八坂ICを下車。
北へ向かうとパワースポットで知られる「事任(ことのまま)八幡宮」を左へ。
ひたすら「粟ヶ岳方面」という看板を頼りに北上していくと、お店の看板が。
そこからの道のりは、ちょっとしたアドベンチャー。
車一台がやっとの一本道。
この先に本当にあるのでしょうか?
不安ながらも進む中、突如として現れる倉庫風の建物。
ホッとしていると、店主の大場さんが笑顔で迎えてくれました。
「道、迷わなかった?」との問いかけに、思わず「怖かったです~」の一言。
お店の前で会話をしていると、次々にお客さんが到着。
私と同じくみな口をそろえて、第一声は「怖かった~」でした。
こちらが2013年7月7日に移転オープンした「アンティークカフェロード」さんです。
お店のもととなった建物は、もともと牛舎でして、店主自らが改造したんだそうです。
以前写真館を営んでいた店主の大場さんが、アンティーク雑貨に魅せられ雑貨屋をオープン。
手狭になったので物件を探している時、ちょうど骨董品の引き取りに伺ったお客様の敷地内にある、こちらの建物に出会ったそうです。
広々とした店内には、雑貨から家具までずらり。
いわゆる「ジャンク」な雑貨が中心です。
一つ一つに見ごたえがあって、ついつい時間を忘れてしまいます。
中古のカメラに扇風機、タイプライターなど、オールドインテリアが好きな方にはぴったり。中には明治時代の家具もありました。
一見、いったい何なのかもわからない商品も。
「そんなところも狙っています」と店主。
コンセプトは特になく、ご本人が「コレ!!」と思ったものを集めていたら、ジャンキー系の商品が揃ったのだそうです。
アンティーク雑貨だけではなく、店名通りカフェも併設しています。
お店の自慢は、オリジナルスパイスカレーランチ(サラダ付1,200円)。
なかなかスパイシーな味わいでした。
野菜も多く、女性に人気がありそうですねー。
そして手作りスイーツも自慢。
この日の季節のデザートは、「木の実とチョコのパウンドケーキにバニラアイスとベリーのソース添え」です。
小枝のようなフォークもポイント。
お店の周りは緑でいっぱい。
夏は窓を全開にして、店内と外の空間も楽しめるそうですが、冬はなかなか冷え込みます。
「防寒着でお越しください」と店主。
車に上着を置いてきちゃった私もさすがに寒くて、途中で取りに行きました。
そんな人も多いそうですので、暖かくしてお出かけくださいね。
テラス席では緑を仰ぎ、川のせせらぎを聞きながら味わうこともできますよー。
店内に飾られた、木の葉や実も店内のインテリア。
カラフルな実は、カラス瓜。
赤や緑の実はまるでビー玉のようで、きれいな柄が入っていました。
アンティークカフェロードにある商品は、かつて人が使っていたもの。
その時代と、今。
ずいぶんと様変わりをしてきました。
人々にとってかけがえのない何かは、きっといつの時代も変わらない。
けれど、人は変わりながら歩んでいるのだと、この空間が感じさせてくれました。
■Antique Cafe road<アンティークカフェロード>
掛川市大野1776-7
090-4853-0851
【営業時間】11:00~夕暮れまで
【定休日】月・火曜日
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(by tadauchi)
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