額縁のなかの富士山
御殿場市郊外、細い路地を入ったところにある「カフェ 気ままな時間」。
窓辺のテーブル席から、こんな風に富士山が見えます。窓にサッシがなく、本当に絵画のよう。電線ジャマだけど。
店主の今村哲也さんによれば、ここは元々、プロスポーツ選手が体を休めるために使っていた山荘とのこと。2009年に今村さんがカフェを始めた際も、建物にはほとんど手を加えなかったそうです。
静かな場所で、車もほとんど通りません。
こちらが入口。
店内は入ってすぐ左右に分かれます。4~6人掛けのテーブル席がある西側は、どちらかというと女子トーク炸裂しゃべりっぱなし、みたいなお客様向け。小さな子を連れたご家族もこちらを利用していますね。東側は先ほどの、雄大な富士をのぞむ空間。
新緑の木々を見事に映し出す大きな窓。
お一人様はやはり、この窓辺を選びます。実に素晴らしいです。テーブルや椅子などの家具は「遊木アート作家」八代繁広さんによる作品で、まさしくこの空間にピッタリ! 「自然のなかで、自然のものに囲まれたてのんびりしてほしい」という店のコンセプトが表れています。
作家ものの小物やアクセサリー、古着などの雑貨類も販売。
店は今村さんが奥さん、娘さんとで経営されていて、
おふたりとも美人
……というのは置いておき、カフェですが料理も色々あります。調理師、菓子職人の経験がある哲也さんの手作りです。
季節の野菜カレー880円(福神漬け・ミニサラダ付)(税込)
ランチは11:00~材料がなくなり次第。カレーとパスタ、オムカレーなどがあります。写真は季節の野菜でダシをとり、野菜の甘みをルーに染み込ませたまろやかなカレー。大変美味しくいただきました。
「バレンシアの甘い囁き」880円(税込)
グランマニエ酒を効かせたオレンジソースで煮たクレープ。バニラアイスと絡めて味わうとも~たまりません! 生地にはオレンジの皮も入っている“オトナ”なクレープでした。新緑と富士山をぼんやり眺めながら……贅沢です。
写真はありませんが、富士山の姿を模った「もん・ふじ」という特製モンブランが一番人気のようですね。渋皮マロンを丸々一個入れてラム酒を効かせた、またもオトナなデザート。そちらも試してみたいです。
料理は奈良県産大和鴨を使ったメンチカツも人気のよう。通いつめてアレもコレも試してみたいお店でした。
撮影時は新緑でしたが、桜や紅葉の時期もオススメです
■カフェ 気ままな時間
御殿場市東田中4120
0550-84-7055
【営業時間】11:00~16:15
【定休日】木曜、他不定休
【駐車場】10台
より大きな地図で TNC静岡ジモティーズ を表示
■2013年3月以降の静岡ジモティーズの記事の取材場所が一覧で見られます■
(byM.M)
※掲載内容は2014年5月9日取材の情報に基づいており、最新の情報とは異なる場合があります。
※当社では、各店舗・施設・イベント等に関する個別のお問い合せにはお応え致しかねますのでご了承ください。
コメント