静岡プチ登山 何度も行きたくなる、焼津の満観峰へ
静岡県内のプチ登山シリーズ、今回は焼津市の「満観峰(まんかんほう)」へご案内。
いつ行ってもほどよく人の姿があり、地元の人に親しまれていることがよくわかる山です。
山頂が広いのが特徴で、レジャーシートを広げてゆっくりするのにはぴったり。
危険個所もないので、山歩き初心者でもファミリーでもOKです。
お弁当を持って、いざ出かけてみましょう!
出発点は、焼津市にある「花沢の里」駐車場。
車を停めたら、登山道まで10分ほど「花沢の里」の集落を歩きます。
斜面に石垣を作って屋敷を建造する、独特の街並みが続いています。
集落の終点に、登山道の入り口があります。
このあたりはハイキングコースになっていていくつかの山をめぐることもできます。
今回の行先は「満観峰」。途中の看板に注意しながら進みましょう。
登山道は木々が茂っています。木漏れ日がいい感じ。
大きなアップダウンはありませんが、根っこに足をとられないよう気をつけて。
途中で、舗装された道路にぶつかります。
この場所が「鞍掛峠」。
「高草山」方面への道と分かれますが、満観峰方面へ。
さらに進みます。茶畑の脇を通り抜けます。
この先、道が細くなる場所も。山道でのすれ違いは、登り優先が基本。
そしてすれ違う際には、知らない人であっても「こんにちは」のあいさつが基本。
声を掛け合うのがね、気持ちいいんですよ、これが。
このあと、もうひとふんばり、ふたふんばり。
危ない箇所はありませんが、山頂手前の急な登りが結構キツイ。
いや、どうってことない斜面なんだけれども、ここまで1時間20分ほどを少しずつ登ってきて疲れてきたところに割と視界いっぱいのどーんとした斜面が現れて、「うっ」とひるみそうになります。
ひるんだ結果どうなるかというと。
・・・写真を撮り忘れました、はい。
というわけで山頂前の坂は写真がなくてスミマセンなのですが、そこを越えればゴールは近い。
山頂は非常に広いです。テーブルがいくつか、屋根つきの休憩スペースもある。芝生が広がっていて、大勢の人がのびのびしています。登山好きの中高年から遠足の小学生グループまで。ただし山頂には(そして道中にも)トイレはありません! 要注意です。
この日はあいにくの曇り空で富士山の姿は見えず。
しかし、ほぼ360度に開けているために、条件がよければ富士山、伊豆半島、静岡市街、焼津市街、南アルプスまでを見ることができます。
南アルプスを見ることはできませんでしたが、こんな手作り看板がありました。
おお、本当に!? (言ったもん勝ち、という気がしなくもありませんが)
どれくらいの「最高」ぶりなのかを確かめに、登る価値ありです、満観峰。
帰りは来た道をそのまま戻ります。
いくつかの峠を経て隣り合う山に行くルートも多彩なので、慣れてきたら挑戦を。
■満観峰
焼津市
標高・470m
■所要時間
花沢の里駐車場からの往復 2時間半くらい
■注意点
登山道と山頂にはトイレなし。
駐車場そばのトイレで済ませておくこと。
(By こやぎ)
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