静岡県の気象データが気になる
こんにちは、ライターKoです。静岡の気になるものを探求する私の研究室へようこそ。
気象庁がそのホームページで、2014年の気象データを発表しました。今回はそこから、気になる傾向をピックアップしてお届けします。
最近、夏の暑さが厳しく、冬はそれほど寒くないような気がします。 静岡はそもそも温暖であるとはいえ、一年を通じて気温が上がっているような……。そこで1940年以降の、静岡市の平均気温をグラフにしてみました。
……かなり怖い結果が出ましたね。
ジグザグしながらも、全体としては確実に上昇傾向です。70年ちょいの期間で、だいたい1.5度、平均気温が上がっています。これがいわゆる「地球温暖化」なのかは、よくわかりませんが、昔と比べてずいぶん暖かくなっているのは事実です。
つぎは、年間の平均湿度のデータです。
平均湿度は、あきらかに下がっています。年間平均ですので、暑い時期と寒い時期、どちらの湿度が下がっているのかはこのデータではわかりません。
この傾向は何を示すのでしょう。気温は上がって湿度は下がる。静岡砂漠?
最後に、静岡ではほかの県よりも関心が高いもののデータを。霜が降りた日数です。静岡県民なら「遅霜は、まずい」という意識が子供のころから植えつけられてますね。
1970年くらいまでは10日を超えて20日になることも多かったですが、1970年代以降激減しています。関係あるかどうかわかりませんが、子供の頃、霜柱ってけっこう見かけたんですが、最近さっぱりお目にかかりません。
気象の変化をこうしてグラフ化してみると、「変化」がしっかり見えてきて、怖く感じますね。この変化は、いいものなのか。問題なのか。食い止めるべきなのか。受け入れるべきなのか。
みなさんはどうとらえますか?
(by Ko)
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