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2015年3月27日 (金)

登山をもっと楽しくする、カンタン山ごはん

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山に登る楽しみってなんですか?とよく聞かれます。
景色、澄んだ空気、自然の音、下山後の温泉といろいろありますが、いちばんの楽しみでもありご褒美といえばやはり、「山ごはん」。
ちょっとしたものでも、外で作って食べる料理の美味しさは、格別なのです!

おし山ごはんで気を付けるべきポイントは、

・食中毒対策
・時短
・軽量化
・ゴミを出さない

これです。

クルマに荷物を積んでいくキャンプとは違い、自分でリュックを背負って歩くわけです。食材も調理器具も、できるだけシンプルに軽くまとめたいところ。

また、山中にゴミ捨て場はありませんから、調理をしたあとはすべて持ち帰る必要があります。できる限りゴミを減らすためには、「個包装の食材はすべて袋から出して大きなタッパーにまとめておく」「野菜の皮はあらかじめ剥いておく」「パスタはあらかじめゆでておく」などのワザが必要。ゆで汁をどこに捨てようか?という問題も解決ですし、山での調理時間の短縮にもつながります。

そして最も大切なのは、食材を傷ませないこと!生肉など、保冷が必要な食材は長時間の山歩きには不向きです。特に夏場は要注意。山を下りながらお腹も下るなんて、しゃれになりませんからね。

ここからは、簡単にできる山ごはんの例を紹介します。

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★ペンネのバジルソース

材料
・ペンネ(前夜のうちにゆでて冷凍しておく。保冷剤代わりになる。歩いているうちに解凍される)
・ソーセージ (ひと口大に切っておく)
・市販のバジルソース

鍋でソーセージを炒める。少量の水を入れてペンネを投入。すでに火が通っているのであっというまに完成します。全体がアツアツになったらバジルソースをからめてできあがり。アスパラガスやきのこを入れても美味しいですよ。

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★牛丼

材料
・牛丼の具(牛肉と玉ねぎを濃いめの味付けで仕上げておく。これまた冷凍しておけば安心!)
・ごはん 
・生卵 (夏場はひかえたほうが安全ですね)

鍋に牛丼の具を入れてあたためる。ごはんの上にのせ、生卵を割ればできあがり。紅ショウガもあるとなおよし!

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★ぜんざい

材料
・切り餅
・あんこ(缶詰でも、袋詰めのものでも)

鍋にあんこと水をいれて沸かす。ぐつぐつしてきたら、あらかじめひと口大に切っておいた切り餅を投入。餅が柔らかくなったらできあがり。寒いときに、山の上で食べる甘くて温かいものは極上の美味しさ。
私の経験談では、山頂にいる他の人からかなりの確率で注目されます。そういえば、ぜんざいを作ってる人ってほかに見たことないな。あんなに美味しいのに。

繰り返しになりますが、山にはゴミ捨て場もなく、当然ながら水も流しもありません。使った鍋や食器はウェットティッシュなどで拭いて片付けましょう。

少ない材料で、できるだけ手間をかけずに作れるごはんを考えるのもまた楽しみ。みんなで食材や器具を分担して持ち寄って、おいしい山ごはんを楽しみましょう!

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(by こやぎ)

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