TNCジモティーズインタヴュー vol.3 おっく・シンガーソングライター
静岡を拠点として様々な分野で活躍する方を、らびこが紹介。“リレー形式”でバトンを渡し『静岡の輪』を広めていきます。 第三回目は・・・
静岡を拠点にアコースティックギターで弾き語るシンガーソングライター。2010年K-MIXラジオ静岡の“神谷幸恵の独立宣言ザ★オーディションVol.2”にてグランプリとオーディエンス賞をダブル受賞。
現在は、ギターメーカー「K.Yairi」モニターアーティストとして認められ、現在、研究中特殊PUを搭載したWY-1のギターを使用。静岡だいいちテレビ『こんにちはダイちゃんあいちゃん』の歌のボーカルを担当するなど多方面で活躍中のアーティストなんだよ。

中学一年生の時、所ジョージさんに憧れてアコースティックギターを買いました。
しかし、ギター教則本に書いてあったステップ1の『ぶんぶんぶん』が弾けず、パンクロックを始めます。
その後バンドであらゆるジャンルの音楽に触れてきたのですが、結局憧れの原点である弾き語りに戻ってきました。
どんな大変なことがあっても、辛いことがあっても、音楽を止めることができません。逆に言えば音楽以外のことが何もできません。だから僕は、音楽を生業にすることを決めました。

龍角散のど飴をいつもポケットに入れています。喉のケアもありますが、なぜか落ち着きます。龍角散でなければダメです。なぜか。。。
そして、歌う前には必ずステージに一礼をするようにしています。
感謝の気持ちを忘れないためと、自分の心を整理する儀式。
『ステージがこわい、お客さんがこわい』という気持ちがすぅーと引いていって、『わたくし未熟者ですから、せめて全力で行かせていただきます!』という攻めの気持ちが湧いてきます。
▲おっく/ココルカケリア「不眠」
この仕事をしていてうれしかったエピソードを教えてください。
逆にこの仕事をしていて大変だと思うことはなんですか?
いずれこうしたいという夢はありますか?
おっくさんにとって静岡とは?
静岡のおすすめのお店・施設はどこですか?
最後にご自身のアピールをお願いします。
▲おっく/solo guitar 佳太と古家の妖怪小僧

映画出演のお話を頂いたことです。
僕にこのジモティーズさんのバトンを渡してくださった、鈴木研一郎監督が手がけた『ハローゼア』という映画の主演を務めさせていただきました。
▲映画『ハローゼア』より
僕が小さい頃はよく、一人部屋にこもって演劇ごっこで1日中遊んでいました。
学生時代にもし演劇部があったら、そちらに興味を持っていたかもしれないと、ふと思ったこともあります。
まさか、昔から憧れのあったお芝居を、音楽をしながらさせていただける日が来るなんて。
もうひとつの夢も叶ったような、そんな贅沢な時間でした。

ミュージシャンは、ときに自分の人生を赤裸々にステージで表現します。
なので、ライブもオーディションも宣伝活動も、常に自分の器を試されているようで気が休まる隙がありません。
全力でぶつかる分、ダメだった日は逃げ場がない。自分の人生を全否定されているようでとても辛くなります。と言いつつ、もちろんその逆もあります。
上がったり下がったりがとても多い、おそろしい職業です。

世界中の人に、『おっくっておもしろい人だよね!』と言われたいです。
僕が目指しているのは、ライブ会場をその人の人柄でいっぱいにするアーティストです。
楽曲も技術も素晴らしい。だけど、何よりあの人が好きだ。
あの人が言う言葉だから、深く胸に刺さる。そんなアーティストになりたいです。
だから僕は、音楽以外でも自分が面白いと思えることはなんでも全力で取り組みます。
お芝居もそうですし、最近では子供心を追求した『おっくの今日もやりたい放題チャンネル』という、You Tube番組を始めました。
▼おっくさんがやりたい放題?「おっくの今日もやりたい放題チャンネル」
▲【暴露】デニーズのすべてを知る男
大好きなゲームの実況をしたり、知らないおじさんにインフルエンザを伝染されたり、、、、
こんな何気ないことの積み重ねが、人間力になり、音楽に返ってくると信じています。

童心に帰れる場所です。
駅の改札口、ザザの映画館、アクトの螺旋階段、遠鉄バスターミナル、バスケットゴールのある公園、中学の体育館、秋葉ダム、佐久間のおばあちゃんち。

この土地には僕が音楽を始める前からの思い出が染み付いています。
例えどんなに落ち込んで帰った日にも、街が僕の存在そのものを受け入れてくれるような、そんな温かさを感じています。

浜松上島にある、なんでモールというライブカフェです。
アコースティック中心の箱なのですが、僕が20才の頃から毎月第二火曜日にライブをさせていただいていて、その数は60回を越えました。
音響も雰囲気も素晴らしいのですが、何よりマスターの人柄が溢れた温かさがとても心地いいんです。
初心者の方も大歓迎のお店なので、弾き語り好きな方はぜひ遊びに行ってみてください!もちろん第二火曜は僕もお待ちしております!

僕は、特徴的で繊細な高い声と、重低音を鳴らす技巧派アコースティックギターの、アンバランスな世界観を軸に歌っています。
▲おっく/solo guitar 佳太と古家の妖怪小僧
アコギを愛し、ソロギタリストとしても活動していますので、一般的な弾き語りのサウンドとは全く違う世界を表現することができます。
しかし、それらを踏まえながらも、僕の最大アピールポイントはライブ!ライブの熱量です!
感情を乗せた生音を、ぜひ一度聴きにいらしてください!
おっくさんの次のバトンは ギタリスト 石川秀明さんです。

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おっく:13歳でギターを始め、15歳から作曲を始める。エレキギター&ボーカルでバンドを始め17歳の時「YAMAHA TEENSMUSIC FASTIVAL2006』全国大会出場。バンドが解散したのち19歳でアコースティックギターでの弾き語りを開始。K-MIXラジオ静岡の【神谷幸恵の独立宣言ザ★オーディションVol.2】にてオーディエンス賞とグランプリをダブル受賞。 インストアコースティックギターの大会『フィンガーピッキングデイ東日本』にて3年連続最優秀賞を受賞するなど、音楽活動を始め、映画、Youtube番組「おっくの今日もやりたい放題チャンネル」を開始多方面で活躍中。 |
【主な作品】 ■不眠 ■胸に手を当ててみれば ■蝉の声 ■ヒステリックノイズ』 ■こんにちはダイちゃんあいちゃん 【Solo Guitar】 ■カーテンを揺らす風 ■線香花火 ■佳太と古家の妖怪小僧 ■ノラ猫マーチ |
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(byあっきー)
※掲載内容は2015年3月15日取材の情報に基づいており、最新の情報とは異なる 場合があります。
※当社では、当サイトでご紹介する方に関する個別のお問い合せにはお応え致しかねますのでご了承ください。
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