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2015年4月 2日 (木)

浅茅 陽子(あさじ・ようこ) 女優

静岡有名人列伝

浅茅 陽子(あさじ・ようこ) 女優 1951年4月2日生

現静岡市清水区生まれ。すっきりした顔立ちと、歯切れのいい話し方が特徴で、「男勝りのビジネスウーマン」「きっぷのいいおかみさん」「勝気な奥さん」といった役どころが多い方です。歌声にも定評があり、CDを出したり、ドラマの主題歌を歌ったことも。

NHK朝の連続テレビ小説、いわゆる「朝ドラ」ヒロインの出身です。主演した『雲のじゅうたん』は1976年放送ですから、もうずいぶん昔のことですね。ここで演じたのは飛行家を目指す自由奔放な女性。東北出身の主人公であったため、東北弁を覚えて臨みました。ここで中条静夫さん、志垣太郎さん、船越英二さんらと共演を果たしています。

平均視聴率はなんと40%。それまでNHK朝ドラは「女性の一生」を描く物語が主流でしたが、『雲のじゅうたん』のヒットを契機に、「特定の職業を目指してひたむきに努力する女性」を描く方向が生まれました。女性の社会進出の流れが、こんなところにも表れているんですね。

私が個人的に印象に残っている役柄は、『暴れん坊将軍』シリーズで、将軍吉宗が「貧乏旗本の三男坊」に化けているときにお世話になる、「め組」のおかみさん。

あの役名は「おさい」さんというらしいです。「おかみさん」としか呼ばれないので、調べて初めて知りました。ここでもやっぱり、若い衆を叱責するからりとして気の強い女性ですね。

よく通る声を生かして、少ないながらも吹き替えの仕事もなさっています。有名なのはNHKでシリーズ放送されていたテレビドラマ『こちらブルームーン探偵社』のヒロイン、マディ・ヘイズ(シヴィル・シェパード)の声。

しゃれの効いたコメディータッチのミステリーでした。あの『ダイ・ハード』シリーズの、ブルース・ウィリスの出世作でもあります。

浅茅さんのプライベートの趣味は、ビーズを使ったアクセサリー作り。活発そうな印象からすると、意外にインドアな過ごし方ですね。ただし、インドアでもエやはりおネルギッシュ。その手から作り出される装飾品の出来は、素人の領域をはるかに超えて、売り物になるほどのレベルだそうです。

さすがです。悠々と自分の道を拓いていく、自由な女性の象徴のような方ですね。

(by Ko)

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