豪華トイレのはしり「トワレかわせみ」
最近、外国人観光客が日本にたくさん訪れている、というニュースをよく聞きます。海外からのお客様が日本に来て、はじめに驚くことが「公衆トイレがきれい!」なのだそうです。
空港に降り立って、まずはトイレに……と入れば、そこはリビングのようにぴかぴかで匂いもしない。便器を見れば、シャワー洗浄に暖かい便座、何に使うんだというほどたくさん並んだボタン。
「清潔でテクノロジーにあふれている」。それがトイレから受ける日本の第一印象なのだそうです。
とはいっても、日本も昔からこうだったわけではなく、いろんな施設が清潔で高機能なトイレを備えるようになったのはここ20年ほどでしょう。
前置きが長くなりましたが、静岡県にはこうした「きれいで豪華なトイレ」のはしりともいえる施設があります。
それが、三島市の佐野美術館そばにあるこのトイレ。
なんかのお店か、ギャラリーに見えなくもないこの外観。
無駄にぼかした写真撮ってみたりして。
このトイレ、公衆トイレでありながら、名前がついています。その名も
「トワレかわせみ」。
「トワレ」はトイレのフランス語。おフランスざんす。
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中(男子トイレ)に入ると
絵画が飾られていたりして、他の公衆トイレとの格の違いを感じます。
設備も、
きれいで広々。
建てられたのがかなり前なので、シャワートイレではないとか、建物自体はすこし古びている感はあるのですが、それを補って余りある、しっかりした手入れと、誇りの感じられる清潔さ。すばらしい。
トワレかわせみが設置されたのは平成8年-1996年の9月のことだそうです。私の記憶がたしかならば、この当時、三島市が観光整備の象徴として「使って気持ちのよいトイレを」ということで設置したもののはず。
この観光トイレ、いちど用を足してみる価値がありますので、三島に、佐野美術館においでの際には、チェックインしてみてください。
(by Ko)
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