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2015年6月19日 (金)

一度は登ってみたい!富士登山のきほん

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日本最高峰の標高3776mを誇る富士山。「一度は登ってみたい!」「山頂でご来光を拝みたい!」と思っている方はたくさんいると思いますが、意外と知らない富士登山のコト…。“富士登山をするにはまず何からすればいいの?”という方のために基本情報をおさらいしてみましょう!

まず、富士山に登れる時期は決まっています!

開山期は7月~9月。1年のうち、たったの2か月しかないのです!登山道によって開通期間が異なるので下記でチェックしてくださいね。 富士登山オフィシャルサイト

次に、山頂までの登山ルートは主に4つ。

・富士宮口(5合目の標高が一番高く最短ルート。そのかわり傾斜がきつい)
・吉田口(首都圏からのアクセスがよく一番人気のルート。初心者におすすめ!)
・御殿場口(上級者向け)
・須走口(8合目で河口湖ルートと合流)

費用は12日で約1万円が目安。

内訳は山小屋の宿泊料やトイレのチップ、飲食料など。
水が貴重な富士山ではトイレは有料!基本的にチップ制(100~300円程度※変動の可能性あり)です。
小銭を用意しておきましょう!

また、2014年から「富士山保全協力金」という名目で、登山者1人あたり1000円以上(任意)を徴収されることになりました。こちらも覚えておきましょう。


そして、服装や持ち物は、いろんな気候と体調に対応できるよう準備を!

富士登山では、涼しいと思ったら歩き始めて汗がダラダラ…休憩で座ったとたん「さぶっ!」。雨が降って「手まで凍える~」そして御来光待ちに至っては極寒…という具合に。

富士登山での服装で重要なポイントは、
1. 吸汗速乾性のものをえらぶ
2. 重ね着とこまめな脱ぎ着で体温調整
3. 絶対に濡れないよう雨具を用意の3つ。
服装は“無事登山出来るか”にも関わってくるので大切です!!

靴はハイカットで足首まで防護できるトレッキングシューズがおすすめです。リュック は1泊2日なら30リットル程度のものを。
雨具、飲料水、行動食、日焼け止め、薬、ビニール袋、タオルなどは最低限入れていきましょう。

服装は…

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↑夜間はヘッドライトは必須。ニット帽 +手袋 +ネックウォーマーで防寒対策も入念に!

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↑日中はサングラスや帽子で紫外線対策をしっかり。服装は温度調節しやすいものを

ちなみに富士山の自動販売機では…

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飲み物は貴重です。もちろんお値段もお高めになるので、1リットル分くらいは持参していくといいですね。

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おにぎりやパンなど食べやすいものを。



おかしやパンの袋は…

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気圧が低いためこんな風にパンパンになります!

これからの季節は熱中症にも注意が必要です!
こまめな水分補給や栄養補給、衣服で体温調整をするなど安全な登山を心がけてくださいね!

(by あおみ)

掲載内容は2015年5月時点の情報に基づいており、
最新の情報とは異なる場合があります。


 

 

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