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2015年7月 8日 (水)

“疲れにくい登山”を目指して。山での歩き方のコツ

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登山でバテないためのポイントのひとつは“歩き方”。疲れない登り方…というのはありませんが“疲れにくい登り方”はあります!急がずにゆっくりと登っていれば、普段は疲れる登山道でも疲労が少なく安全に登ることができますよ!

まずは「登りの歩き方」のポイントについて。
登りはとにかくバテないように、自分に合ったペースを維持することが大切。

ムダな力を使わない自然な歩き方を目指しましょう。

1
靴ひもはしっかり結びましょう!


★足裏全体で着地するように歩く



歩くときにかかとやつま先から着地すると関節を痛めやすく、疲れやすくなります。
登山では、足の裏全体で着地するのが良い歩き方!真上からしっかり体重をかけ静かに着地をするよう心がけましょう。

2
靴底がしっかりした靴を選ぶことも大切!


★ゆっくり、息が上がらないペースで


速さで登るとすぐに疲れてしまいます。特に歩き始めは意識して、ゆっくりとしたペースをキープ。呼吸が乱れたときはペースを落とすようにしてくださいね。

3
“おしゃべりができる程度”で無理せず歩くのがバテないコツ!



★安全なルートをきちんと選ぶ


登山道は、岩があったり木の根が出ていたり…歩きにくい状態であることが多いです。
崩れやすい場所を避け、落石を起こさないように、山道の状態をよく見て、どこを通れば安全かを考えてルートを選びましょう。

4

 

続いて「下りの歩き方」のポイントについて。
基本は登りと同じですが、下りでは腰が引けていると足が滑りやすくなって危険です。
なるべく上体をまっすぐ保ち、歩幅を狭く、刻んで歩くのがポイントです。

★歩幅は小さめに

体の重心が後ろに傾くと足が滑りやすくなります。
出した足に重心が乗るように、腰から前へ出ていくイメージで歩きましょう。
足場をよく確認して、安定したところを選びながら、着実に足を運んでくださいね。
小さい歩幅で歩くとバランスもとりやすく疲れにくくなりますよ。

★ひざへの負担を小さく

下りでは、重力によって足に大きな衝撃荷量がかかるため、下手に歩くとひざを痛める原因に…!勢いよく下ると体重の3倍もの荷量がかかるといわれているんです。
足運びは一歩一歩ていねいに、前の足が着地してから後ろの足を出すように、ひざのバネを使ってやわらかく着地するように心がけましょう。

登り下り問わず、行動中は、分岐や目標物など、要所で必ず地図を確認し、現在地を把握するように!

こまめに地図を見るクセをつけましょう!

5

 (by あおみ)

掲載内容は2015年5月時点の情報に基づいており、
最新の情報とは異なる場合があります。
 



 

 

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