【静岡豆知識】「サーティワン」のアイスはすべて静岡産だった
Koです。
誰もが一度は口にしたことがある人がある、全国系アイスクリーム店「サーティワン」。日本中になんと1,000店ものフランチャイズ店舗があるそうです。
私が子どもだったころは「baskin BR robbins」というロゴはなかったですね。もっと「サーティワン」が全面に出ていたような。これは1991年に変わったようです。
それはともかく、種類豊かなサーティワンのアイスクリームが、すべて静岡県内で作られている(正確には「いた」)ことをご存知でしょうか?
1979年、静岡県駿東郡小山町にサーティワンの唯一の工場が作られ、全国の店舗に配送されるようになりました。
最初は年200万ガロンの生産力だったのが、1984年には350万ガロンに増強。1987年には、さらに700万ガロンに強化されました。ガロンで言われてもよくわかりませんね。換算してみると700万ガロンは2,646万リットルだそうです。換算してみてもよくわかりませんね。
まあとにかく、べらぼうな量のアイスクリームが、小山町で日々、ちゃくちゃくと生産されていたわけです。そして、全国のサーティワンファンのもとに届けられていたのです。
静岡県産アイスクリームが、日本のサーティワンファンを満たしていた歴史は、1979年から2014年まで、35年に及びました。
しかし2014年、神戸の三木工場が竣工。静岡独占支配の時代は終わりを迎えたのであります。
とはいえ、主力工場が静岡小山工場であることは事実。東日本のサーティワンアイスは、まだ静岡産だと思ってよいでしょう。
(by Ko)
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