秘境感たっぷりの小笠山・六枚屏風
静岡県内のプチ登山シリーズ、今回は掛川市の「小笠山・六枚屏風」へ。
目的は、山頂の眺めではなく、冷たい空気が漂う切通し。
緑が広がり、日の光が届かないひんやりとした世界で、秘境気分を満喫できるスポットです。
スタートは、小笠神社の鳥居前にある駐車場に車を停め、階段を登ったところから。
整備された道を進み、少し登ると社殿があります。
ここは遠州灘方面の展望スポットにもなっています。
境内の裏に回ったところから、登山開始。
しばらく進むと、徳川家康が築城した砦の跡を見ることができます。
ところどころで両脇が切れおちた細い尾根の道になるので、注意して進みましょう!
ゆるかやな登り道を進んでいくと、やがて小笠山頂上に到着。
展望はなく、小さな看板のみ。六枚屏風へは左側にある道を下ります。
途中の分岐点では標識を確認しながら、板沢方面に進みます。
六枚屏風と書かれた白い標識が見えたら、ゴールは近い!!
そして急坂を慎重に下った先に、突然現れるのは…
視界いっぱいの緑と、それを真っ二つに割ったような切り通し。
雨水の浸食によって生まれた岩の裂け目。
岩肌はシダ類に覆われまるでジャングルのよう!
一人がやっと通れる狭さ。日が届かないのでひんやりした世界。
奥行きは30m以上あり、秘境の風情が満点。
ここまで来た甲斐があったと思える圧巻の光景を
ぜひ自分の目で確かめてくださいね♪
■小笠山・六枚屏風
掛川市
標高264m
■アクセス
小笠神社(掛川市入山瀬852番地)
東名掛川ICから車で30分、小笠神社の駐車場を利用。
■所要時間
約1時間30分(上り 50分、下り40分)
(By あおみ)
※掲載内容は2015年12月現在の情報に基づいており最新の情報とは異なる場合があります。
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