大河ドラマ『どうする家康』がさらに面白くなる!岡崎市の家康公ゆかりのスポット~「岡崎城」編~
静岡県・愛知県内の気になるスポットを紹介するこのコーナー。今回のテーマは『どうする家康』を観るのがもっと楽しくなる!家康公生誕の地、岡崎にある家康関連スポットです。
前回ご紹介した「どうする家康 岡崎 大河ドラマ館」編に続き、今回ご紹介するのは、今年1月21日にリニューアルしたばかりの岡崎城。
■写真提供:岡崎市
家康公は岡崎城内で生まれ、城の裏手には家康公の産湯を汲んだ井戸などもあります。
城は明治時代に一度は取り壊されたものの、昭和34(1959)年に復興され、日本100名城にも選ばれています。
1階は石垣に囲まれた穴蔵。3階建ての城の大黒柱を支えていた「心礎(しんそ)」という巨大な石のほか、鯱、建材など、実際に城で使われていたものが展示されています。
2階は城の成り立ちや、城郭の特徴をパネルやジオラマで解説。実際に使われていた茶碗や髪飾りなど、当時の生活を垣間見ることができます。日本刀の産地は、相州、山城、備前、美濃、大和の五箇伝と呼ばれる地域が有名ですが、ここ岡崎にも刀鍛冶集団が存在し、この地で作られた刀剣が展示されています。
3階は岡崎城を支えた城下町文化を紹介。岡崎では八丁味噌や和ろうそく、石工品、三河木綿などが発達しました。観賞用花火も家康公が三河から全国に広げた文化の一つなのだとか。
ARを使ったアニメーションの町人が飛び出す、展示もユニーク!
4階はリニューアルの目玉、岡崎シアターがあります。
3面の壁と床に鮮やかな城下町文化のアニメーションが投影され、床面の光るパーツを踏むと美しい映像と音響が楽しめます。
最上階の5階は展望台。乙川と矢作川の合流地点に位置し、「お城下まで船が着く」と謳われた岡崎城。
南側はその2つの川を眺めることができ、西は八丁味噌の蔵並み、ビスタラインスコープ(望遠鏡)からは天気が良ければ家康公の菩提寺である大樹寺が望めます。
家康公も、同じような景色を見ていたかもしれません。
公園内にはおみやげショップがあり、とくに家康グッズが充実していて、あれこれ手に取ってしまいます。
運が良ければ、グレート家康公「葵」武将隊に会えるかも!?写真は家康様。週末には演武を披露しています。
岡崎公園内には八丁味噌を使った味噌田楽のお店や、お抹茶をいただける茶室なども。また、岡崎市内にも家康公ゆかりの社寺や史跡はたくさんあるので、ぜひ足を運んでみてください♪
◆大河ドラマ『どうする家康』がさらに面白くなる!岡崎市の家康公ゆかりのスポット~「岡崎城」編~
【所在地】愛知県岡崎市康生町561-1
【電話番号】0564-22-2122
【営業時間】9:00〜17:00(最終入館16:30)
【定休日】大河ドラマ館開館期間は無休
【アクセス】名鉄 東岡崎駅から徒歩15分
【駐車場】あり
【入場料】中学生以上300円(税込)、5歳以上150円(税込)、5歳未満無料
[Text&Photo by 小長井真由子(FIKA)]
※掲載内容は 2023年2月時点での情報に基づいており、最新の情報とは異なる場合があります。
※当社では、各店舗・施設・イベント等に関する個別のお問い合わせにはお応え致しかねますのでご了承ください。
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